東京・六本木にある国立新美術館にて、「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」を鑑賞してきたので紹介します。
18世紀から20世紀のウィーンが舞台のこの展示会は、都市の移り変わりや文化の変化などを絵画や模型など、たくさんの芸術作品から楽しむことができます。
個人的には、ウィーンの近代化が進んだ18世紀、マリア・テレジアが活躍した時代の絵画が印象に残っています。都市の風景がとっても美しいので、声は出しませんでしたがテンションが上がってしまいました。
では詳しく、「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」についてお伝えしますね。
「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」鑑賞レポート
ウィーンの歴史を感じる展示会

本展示会でもっとも楽しめたポイントは、18世紀ごろのウィーンが自由や革命を求めていた時代の作品です。マリア・テレジアが活躍していた時代、フリーメイソンが結成し始めたといえば、ピンと来るかもしれません。作品の中に、力強さを感じられるものが多かったことが印象に残っています。
会場の中を進んでいくと、歴史の教科書で学んだウィーンの歴史も振り返ることができます。ウィーン会議やウィーン万国博覧会などは、聞いたことがありますよね。音声ガイダンスをレンタルすると、絵画の様子とは裏腹に、当時のリアルな様子の解説を聞くことかできるのでオススメです。
また、誰もが知っている音楽家モーツァルトや建築家ヴァーグナーといったや有名人とも出会うことができます。絵画だけでなく、模型なども展示されているので、普通の展示会とはちょっと違った楽しみ方ができるかと思います。
Twitterでの口コミ
昨日見てきた国立新美術館の「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展。ほか、ヴァルトミュラーの風景画がとても良かった。逆光時の光線、視覚の再現や、foveon的な輪郭強調の工夫が凄い。良かった。
— sleeper_twtr (@sleeper_twtr) July 15, 2019
映画に続いて、今日は国立新美術館「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」の企画展へ。豊富な作品。絵画、グラフィック、工芸、ファッション、写真、音楽、建築…見応えたっぷり。素晴らしい展覧会でした。 pic.twitter.com/hfATjG9x8g
— Myrten (@Myrten78) July 14, 2019
本日は、国立新美術館の「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展を見てきた。東京都美術館にはなかった「エミーリエ・フレーゲの肖像」「パラス・アテナ」が来ており、初めて見られて良かった。今日はクリムトの誕生日だそうで、大変奇遇なのでTシャツを買って帰ってきた。 pic.twitter.com/2nriL91jx1
— sleeper_twtr (@sleeper_twtr) July 14, 2019
六本木・国立新美術館で「ウィーンモダン クリムト、シーレ 世紀末への道」
一度訪れたことのあるウィーンは音楽とシュテファン大聖堂のイメージが強かったけど、絵画やデザインなど芸術も花開いていたのだなあと。
クリムト、シーレとも万人向きではないと思うが、不思議な魅力がある画家だと認識。 pic.twitter.com/36ybBg8Tjk— to-fu (@mabo_take) July 13, 2019
昨日は『ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道』@国立新美術館。ビーダーマイアーという時代様式に興味。身の回りのモノに目を向けるっていいね。シューベルトの眼鏡をみられた、貴重な経験❓分離派のポスター、検閲前と後わかりやすい展示。シーレの絵を初めてみた。指がめちゃ長いなー。
— ちょこののん (@UQVtILJq8EwhZnP) July 13, 2019
国立新美術館「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展。ウィーンあるいはクリムトをフィーチャーした春からの東京開催の3つの美術展を漸く巡り終えた(目黒区美→都美→新美)。どれも充実していたが、分離派のグラフィックがもう最高。素晴らしい。目黒に行っておいて本当に良かった。 pic.twitter.com/BD4cL1us2D
— 暗愚正傳 (@ihuppert) July 12, 2019
国立新美術館「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」鑑賞。さすが新美! マリー・アントワネットの母でもあるマリア・テレジアの堂々たる肖像画からはじまり、絵画だけでなく建築、工芸、ファッションなど20世紀に渡るモダニズムへの過程が豊かに展示されていた。 pic.twitter.com/b6if8gZvuB
— taecoco*タエココ (@taecoco8) July 6, 2019
「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」見どころ
Point1 絵画、建築、応用芸術、音楽ウィーンの芸術文化の全容が分かる総合展
Point2 リムト47点、シーレ22点、ココシュカ17点※ウィーン世紀末の巨匠の傑作が集結(※大阪展はクリムト18点、シーレ11点、ココシュカ8点。)
Point3 ウィーン・ミュージアムの至宝が一堂に
回顧展スケジュール
国立新美術館(東京)
- 会期:2019年4月24日(水)~2019年8月5日(月)
- 住所:東京都港区六本木7-22-2
- 開館時間:10:00〜18:00(例外あり)
国立国際美術館(大阪)
- 開催期間:2019年8月27日(火)~12月8日(日)
- 住所:大阪府大阪市北区中之島4-2-55
「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」まとめ
国立新美術館で行われている「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」は、「クリスチャン・ボルタンスキー − Lifetime」との同時開催中です。
それぞれ一度に楽しもうと思うと、会場がとても広いこともあって体力が必要です。けどしかし、どちらも面白い展示会なので、両方鑑賞することがオススメです。
必ず興味を惹かれる作品に出会うことができると思いますので、ぜひ足を運んでみてください。
鑑賞レポート「クリスチャン・ボルタンスキー − Lifetime」展(国立新美術館)
▼こちらの記事では、美術館での「鑑賞マナー」を紹介していますので、合わせて読んでいただけると嬉しいです。