【将棋本レビュー】羽生の法則(歩の手筋)by 羽生 善治さん〜棋力アップを目指すなら、まず本書から〜
だれもが知る将棋界のレジェンド羽生 善治さん著「羽生の法則(歩の手筋)」を紹介します。
本書は、初段を目指す人・初心者を脱却したい人、必読です。
実戦で今すぐに役立つ歩の手筋を学ぶことができます。
一歩前に進むことしかできない歩ですが、使い方を覚えれば、敵陣を切り崩したり、詰めろを防いだり大活躍してくれます。
僕も本書を読んですぐに実践しているところですが、将棋ウォーズでの段位が0.3くらい、あっと言う間に上がりました。
将棋が強くなりたい人は、必ず知っておくべき106の手筋が解説されているので、ぜひ手にとってみてください。
羽生の法則(歩の手筋)概要
本書は、「歩」に特化した手筋が106も紹介されています。
攻めの手筋が70、受けの手筋が30、実践編として6です。
例えば、あの強固な守備力を誇る「穴熊」だって、歩を使えばいとも簡単に崩すことができることが分かります。
他にも、
- 突き捨ての歩
- たたきの歩
- 焦点の歩
- 成り捨ての歩
- 合わせ歩
- 継ぎ歩
- 垂れ歩
- 中合いの歩
- ダンスの歩
など、将棋が強い人なら必ず知っている手筋を学ぶことができます。
本書の構成は、見開き2ページで1つの手筋が解説されているので、非常に読みやすいと感じます。
また、成功例と失敗例、その後の攻め方など、ものすごく丁寧に解説されているので、将棋ウォーズ2級の僕でも、すぐに理解できました。
本書を読んですぐに実践したおかげで、段位が0.3くらい上がりました。
もっとしっかり読み込んで、歩の使い方が上手になれば、将棋ウォーズで初段になるのも夢ではないと感じています。
たかが歩ですが、されど歩です。
よく
と聞きますが、その理由がよく分かりました。
本書は、将棋が強くなりたい人の必読書ですので、ぜひ手にとってみて下さいね。
なお、本シリーズは、発売されたとき全6冊だったものが、今では、全3冊にまとめられています。
まとまった分、価格がお手頃になったので、本シリーズを制覇して、もっと将棋が強くなって下さいね。
羽生の法則(歩の手筋)目次
第1章 攻めの手筋
第2章 受けの手筋
実践編