【環境にやさしい暮らし】LFCコンポストセットのレビュー〜生ゴミを捨てないのが心地いい〜
環境にやさしい生活を送っている”ぞの(@z02n05)”です。
我が家では、結婚して以来、コンポストを使い続けています。
おかげで、かれこれ半年くらい、生ゴミをゴミに捨てることがなくなりました。
感覚でいうと、ゴミの量が、半分くらい減った感じです。
家の中が生ごみ臭くなくなったし、可燃ゴミ袋も軽くなったし、環境にもやさしいということで、コンポスト最高だと思っています。
この記事では、我が家のコンポスト生活のことを紹介していきます。
環境にやさしい暮らしがしたい人は、参考にしてみてください。
コンポストとは
コンポストとは、「堆肥」や「堆肥をつくる容器」のことを言います。
家庭からでる生ごみや落ち葉などを、コンポストで発酵、分解することで、家庭菜園に使える肥料にすることができます。
日本では昔から「もったいない精神」がありますが、コンポストには、もったいない精神がたくさん詰まっています。
生ゴミを捨てることが減るし、使うゴミ袋の量も減らせるし、肥料を購入する必要もなくなるからです。
一言でいえば、とっても環境にやさしいものなのです。
コンポストの種類
一口に「コンポスト」と言っても、たくさんの種類があります。
ただ、総じていえるのは、ホームセンターやAmazonで購入できるのは、サイズがデカすぎるということ。
4人家族くらいで、庭で家庭菜園をやっている人なら、これらのコンポストを選んで正解だと思います。
しかし、我が家は、夫婦二人暮らし。
家庭菜園はやっていますが、大量の肥料が必要というわけではありません。
なので、もっとお手軽なコンポストはないかと探していました。
そこで見つけたのが、「LFCコンポストセット」です。
テレビで紹介されたこともあるようで、一時期、入荷待ちが発生していた商品です。
どんな家庭でもピッタリ使えそうなサイズ感と、困ったときにLINEでサポートしてもらえることが良いところ。
コンポストの専用バッグや基材などは、定期便で発送してくれるのも嬉しいですね。
我が家では、「LFCコンポストセット」が一押しです。
コンポストの使い方
「LFCコンポストセット」は、今までコンポストを使ったことがない人でも、迷うことなく使うことができます。
困ったときには、LINEでサポートしてもらえるのでご安心を。
使い方は、取手のついた袋の中に、縦長の袋を入れるだけ。
たったこれだけで、セット完了です。
そして、送られてきた基材を、縦長の袋に敷き詰めます。
だいたい基材の半分くらいを入れてます。
そしたら、料理で出た生ゴミを、基材の中に穴を掘って投入します。
投入後は、基材を上下にかき混ぜます。
基材をかき混ぜた後は、蓋をして一旦、終了です。
長い袋には、洗濯バサミをして口を閉じています。
取手がついた袋には、チャックがついているので、しっかり閉めます。
そして、風通しのいい場所に、置いておくだけ。
基本的には、生ゴミが発生したら、バッグに入れる。
そして、混ぜて放置する、の繰り返しです。
生ゴミをたくさん入れて、基材が混ざらなくなってきたら、追加で基材を入れてくださいね。
我が家では、だいたい2〜3週間ごとに基材を追加しています。
基材を全部使い切って、袋がいっぱいになったら、投入終了のタイミングです。
二人暮らしの我が家の場合、5〜8週間くらいでいっぱいになります。
そしたら、そこから1ヶ月くらい放置して熟成させます。
ただ、1週間に1,2度くらいは、袋を開けてかき混ぜ作業が必要です。
開けるたびに、熟成が進んで、バッグの重さも軽くなっていきます。
生ゴミに含まれていた水分が蒸発しているのですね。
香りも、土のいい匂いに変わっていくのが面白いです。
こうして出来上がった堆肥は、家庭菜園に役立ちます。
我が家の場合は、妻の祖父が畑をやっているので、そちらにも蒔いています。
普通の土との違いはぱっと見わかりませんが、きっと野菜たちは喜んでくれているはず。
コンポストのいいところ
生ゴミを無駄にしない
こうしてコンポスト生活をしていると、生ゴミをゴミ箱に捨てなくなりました。
生ゴミさえも、コンポストに入れられるから”もったいない”と感じるようになったのです。
生ゴミによる可燃ゴミ袋の重さも、以前から悩みの種になっていました。
生ゴミの水分って重たいんですよね。
他にも、魚や肉の骨、コーヒー豆の絞りかすであったり、揚げ物をした油なども、”もったいない”と言って、コンポストに入れています。
おかげで、可燃ゴミの量が、半分くらいに減りました。
今まで買っていたゴミ袋の大きさも、サイズダウンすることができています。
家庭菜園の肥料にできる
コツコツ育ててきた堆肥を、家庭菜園の肥料にできるのは、やっぱり嬉しいです。
できた野菜を食べて、生まれた生ゴミをコンポストに入れて。
そんな良い循環が、とっても気持ちいいですね。
コンポストの大変なこと
虫が大量発生する
コンポストをやっていて困るのは、虫が大量発生することです。
いくらチャックがついた袋を使っていても、暖かい時期になると、虫がバッグに卵を生みつけていきます。
そして、堆肥の中には、大量の幼虫たちが…
虫がいるということは、それだけ良い肥料とも言えるかと思います。
この幼虫や虫たちは、熟成の期間に分解で発生した熱により、死滅していきます。
実際、この虫の亡骸は堆肥として効果的だそうです。
けど、虫が苦手な人にとっては、苦行でしかありません。
我が家の場合は、妻が虫NGなので、いつの日からか、投入係は僕になりました。
とはいえ、あまりにも虫の発生が酷かったので、袋に虫除けスプレーをしています。
以来、だいぶ虫が減ったのでオススメです。
▼我が家で使っている虫除けスプレーはこちら。
堆肥の使い道がないと大変
コンポスト生活をすると、結構な量の堆肥ができます。
そのため、本格的に家庭菜園をやっている人でないと、堆肥の消費が困ってしまうかもしれません。
こちらのコンポストなら、できあがった堆肥の回収も受付けてくれます。
コンポスト生活を始める場合は、堆肥の行き先も決めてからにしてくださいね。
ランニングコストが発生する
コンポストが環境にいいとはいえ、ランニングコストは発生します。
継続してコンポスト生活をする場合には、専用バッグを2セットを用意する必要があります。
熟成期間中、もう一つのバッグへ生ゴミを投入し続けるためです。
それに加えて、定期的に基材代が必要です。
二人暮らしの我が家の場合、だいたい2ヶ月ごとに基材を注文しています。
なので、専用バッグを2つ揃えるのに、約5,000円が必要。
その後は、2ヶ月ごとに約2,000円が必要という計算になります。
必要なもの | 費用 |
---|---|
【初回のみ】専用バッグ+基材 | 3,278円 |
専用バッグ(オプションで購入) | 2,420円 |
基材 | 1,848円 |
まとめ
コンポスト生活を始めてから、環境に対する意識に、変化を感じるようになってきました。
今までだったら、何気なく捨てていた生ゴミにすら、”もったいない”と思うようになったのです。
我が家では、調理をするたびに、「これ、コンポストに入れれるかな?」が、口癖のようにもなりました。
おかげで、燃えるゴミの量が半分くらいになったし、家庭菜園も楽しめるようになったので、とてもいい感じです。
微力ながら、環境にやさしいことを実行しているのが、どこか誇らしさも感じますしね。
この記事を読んで、「うちでもやってみよう」と思ってもらえたら嬉しいです。