【要約まとめ】仕事は楽しいかね?最終講義 byデイル・ドーテン氏〜会社にとって一握りの宝になるための書籍〜
デイル・ドーテン氏著「仕事は楽しいかね?最終講義」の要約を紹介します。
本書は、完璧以上に素晴らしい、一握りの宝になりたい人にオススメです。完璧以上に素晴らしいということは、言葉としては間違いですが、言いたいことは分かっていただけますよね。いわゆる会社の運命を握るキーマンのような存在のことです。
あなたは、完璧以上に素晴らしい人と仕事をしたことはありますか?普通の人と比べて、どこが優れているのか想像できますか?本書を読めば、「マックス・エルモア」氏から素晴らしい人になるためのヒントが見つけられるはずです。
では早速、デイル・ドーテン氏著「仕事は楽しいかね?最終講義」についてお伝えしますね。
「仕事は楽しいかね?最終講義」概要・目次
本書の主役は、前作・前々作と同様に「マックス・エルモア」氏です。そして、マックスへの相談相手は、マックスの甥とガールフレンドの二人です。
仕事は気に入っているのにも関わらず、何処か物足りなさを感じている。頑張ってはいるんだけど、結局はいつものマンネリに戻ってしまう。これからの人生、どうやって生きていけばいいか迷っているという相談です。
そんな相談を受けたマックスは、一呼吸置いてから、次のように言いました。
「いまから話すことは、きみたち両方にとって重要な目標になるんだ。聞いてくれるかい」
良い会社が持っているもの、それは一握りの宝さ。
この一握りの宝のキーワードが、”完璧よりも素晴らしい”なのです。完璧以上に素晴らしい人物が側にいると、インスピレーションが湧いてくるし、自分のことがもっと好きになれる。マックスは二人に、一握りの宝になってもらいたいと、レッスンが始まりました。
<仕事は楽しいかね?最終講義 目次>
プロローグ 良い会社が持っているもの、それは一握りの宝さ。
第1章 もっと良くできないかなあ?
第2章 目指すべきは、非常識な行動なんだ。
第3章 最初の解決策は人からの借り物、二つ目の解決策は常識の範囲内、三つ目の解決策が天才のアイデアだ。
第4章 最高の社員が人とは違う考え方をするのは、人より多くのことを知っているから。彼らが人より多くのことを知っているのは、人より多くの質問をするからだ。
まとめ 与えられた仕事以外のことをすることで、彼らは職場全体の意識を高め、周りの人をも向上させるからなのです。
エピローグ ぜひ試してみてほしい。まずは何か“完璧な”ものを見つけ、それをより良くすることから始めるのだ。
一握りの宝になる方法
非常識な行動をする
世の中で人気のあるサービスや商品というのは、一見すると、誰でも思いついてもおかしくないようなものばかりですよね。コカ・コーラだってリーバイスだって、誕生したのは偶然と呼べるようなもの。コカ・コーラが誕生したのは薬局ですし、リーバイスは帆布という船の帆に使われていた布です。
こうした非常識な行動によって、人気のあるサービスや商品が生み出されているケースは多々あります。一握りの宝になるためには、非常識な行動と許される愛されキャラでいる必要があるのです。
人よりも多くの質問をする
一握りの宝は、人をやる気にさせるのがとても上手です。その方法は、相手に質問をするということです。質問をして、みんなに最終的な目標を思い出してもらうことをするのです。
職場だけでなく取引先や顧客に対しても「もし・・・だったら」「他にはないか?」などと質問をたっぷりすることで、お互いにとってベストなプランを見つけ出すことができます。そして、自分たちで答えを探すことになるので、非常に納得感の高いものになるのです。
完璧なものを見つけ、より良くする
一握りの宝というのは、完璧なものに、さらに変化を加えていく人たちです。そして、何度も何度も人を魅了し続けていくのです。前々作でいう「試す」ことの名人というわけです。
だから、マックスは僕たちに、一握りの宝になるために、このようなことを言っています。
ぜひ試してみてほしい。まずは何か”完璧な”ものを見つけ、それをより良くすることから始めるのだ。
あなたの身の回りにある”完璧な”ものは何ですか?ちょっと探してみてください。そして、何かしらの変化を加えるとしたら、どんなことができそうですか?