【要約まとめ】やり抜く力 GRIT〜GRITとは何か?なぜ重要?伸ばす方法は?〜
「やり抜く力(GRIT)」を読んだので、要約まとめをご紹介します。
読むこととなったきっかけは、二つあります。
- 僕自身、「やり抜く力」が人一倍ないことを自覚していたから
- 中小企業診断士試験に向けて勉強をやり抜きたいから
そのため、どうしてやり抜く力が重要なのか?
そして、どうやればやり抜く力を伸ばすことができるのか?
を知るために、本書を手に取ったわけです。
この記事では、僕と同じように「やり抜く力」に興味を持った方向けに、わかりやすく要約まとめをお伝えしていきます。
本書を購入するきっかけとなっていただけるように書いていますので、どうか参考にしてみてください。
やり抜く力「GRIT」は何か?なぜ重要なのか?
やり抜く力「GRIT」とは、「情熱」と「粘り強さ」を表す言葉です。
なぜGRITが注目されるようになったのかというと、結果を出す人は皆、GRITが強かったということが調査によって分かったから。
僕たちはよく、活躍している人や成功している人をみると、「ある人は、特別な才能があったから・・・」と思いがちです。
しかし、その思い込みは違いました。
どんな分野であれ、大きな成功を収めた人たちには断固たる決意があり、それがふたつの形となって表れていた。第一に、このような模範となる人たちは、並外れて粘り強く、努力家だった。第二に、自分が何を求めているのかをよく理解していた。決意だけでなく、方向性も定まっていたということだ。
メジャーリーグでも大活躍したイチローを思い浮かべると、確かに納得できますよね。
幼い頃から、プロ野球選手になることや大リーグで活躍することといった夢に向かって、ひたむきに努力されていましたもんね。
それでも彼のことを「才能があったから」言いたいのでしたら、きっと努力するという才能があったに違いないでしょう。
本書では、GRITがもたらす成功や、才能を凌駕してきた事例が、数多く紹介されています。
努力することに疲れてしまった人や、挫折してしまいそうになっている人に、ぜひ知っていただきたいことばかりです。
やり抜く力「GRIT」を伸ばす方法
GRITを伸ばす方法は、内側から伸ばす方法と、外側から伸ばす方法の2つが紹介されています。
要するに、自分自身の力で伸ばす方法と、自分の周りの環境を使って伸ばす方法です。
内側から伸ばす
自分自身の力でGRITを伸ばすためには、GRITが強い人たちの共通する要素が参考になります。
- 興味:自分のやっていることを心から楽しむ。目標に向かって努力することに喜びや意義を感じている。
- 練習:昨日よりも上手になるように、日々の努力を怠らない。若年を認識し、克服するための努力を続ける。
- 目的:自分の仕事は重要だと確信している。他の人々のためにも役立つと思えている。
- 希望:自分の努力次第で、将来は良くなるという信念を持ち合わせている。
こういった姿勢を持ち合わせていることが、GRITが強く、結果を残すことができている人の特徴です。
本書の中には、どうやってこれらの要素を獲得すればいいのかについて、詳しく解説してしてありますのて、ぜひ本を手に取ってみてください。
外側から伸ばす
自分の周りの環境を使ってGRITを伸ばす方法は、たくさん紹介されています。
個人的に一番有効だと思うことは、自分が置かれている環境を変えること。
つまり、GRITが強い人たちが集まっているところに、自分も身を置くことです。
人間は不思議なもので、環境が変われば適用するようにできています。
なので、GRITが弱い人が、GRITが強い人たちに囲まれれば、自然と、GRITが強くなっていきます。
士気の低い会社で働いている人が、バリバリの外資系へ転職した途端、本領を発揮するなんて話はよく聞きますよね。
このように自分が置かれている環境を変えることで、GRITを伸ばすということが一番現実的かと思いました。
まとめ
本書には、GRITの強さを図るテストがついています。
そのテストによると、僕のGRITは、下位20%ほどに位置していることがわかりました。
自分でも、やり抜く力は弱い方だと自覚していたので、まさにその通りの結果でした。
ただ本書を読んだことで、いかにGRITが重要なのか、どうやって伸ばせばいいのかが、明確にわかりました。
僕はこれからまだ活躍していきたいので、日々の努力を怠らない仕組みを作って、GRITを伸ばしていくことにします。
GRITに興味を持った方にとっては、読んでおいて間違いない本なので、ぜひ手に取ってみてください。
とっても有益な事例が、たくさん紹介されていますよ。