【ネタバレ有】あらすじ要約「チックタック 約束の時計台 byにしのあきひろさん」12時を待ち続けた時計台に感動必至!
にしのあきひろさん著「チックタック 約束の時計台」のあらすじ要約を紹介します。
「えんとつ町のプペル」に引き続き、にしのあきひろさんの絵本を読むのは、2作品目です。悲しみと辛さを十分に感じた後にやってくる、とても嬉しいお知らせに感動しました。
描かれている絵も、どれだけみても飽きないほどに精巧です。登場人物「チックタック」と「ニーナ」の感情が、ひしひしと伝わってきます。読み終えた頃には、感動すること間違いなしです。
では早速、にしのあきひろさん著「チックタック 約束の時計台」のあらすじ要約をついてお伝えしますね。
「チックタック 約束の時計台」あらすじ要約
本書の舞台は、町はずれにあるホタルの森の中です。ここにある、壊れていないのに11時59分で止まってしまっている不思議な時計を中心に、物語が進んでいきます。
登場人物は、時計台に住み込みで働いている「チックタック」と、町の人気者「ニーナ」です。ニーナが時計台に遊びにきて、二人が出会い、ストーリーが動き始めます。
ニーナのお転婆具合と、チックタックの仕事にかける情熱を感じて、読んでいる僕はホッコリした気持ちになりました。
しかし、この後に事件が起こります。
ニーナがチックタックに隠していた秘密、町を襲った火の鳥による大火災。そして、ニーナが姿を消してしまうという大事件。
ニーナと一緒に、時計の針が12時になる瞬間を過ごそうと約束していたチックタックは、悲しみと辛さを痛すぎるほどに味わいます。
それと同時に、時計の針が、12時をささなくなったのです。壊れたわけではないのに、時計台はなぜ12時を迎えようとしなくなったのか不思議ですよね。
しかし、その訳は、物語を読み進めると分かります。「まさか」と驚くような展開が待っているので、あなたは間違いなく感動することになります。
読んでいて、すごく残酷だと感じる面もありますが、読み終えた頃には美しさも味わえる絵本です。ぜひ、手にとってみてください。