【要約まとめ】前祝いの法則 byひすいこたろうさん、大嶋啓介さん〜前祝いのやり方、効果をご紹介〜
ひすいこたろうさん、大嶋啓介さん共著「前祝いの法則」の要約を紹介します。
本書は、願いを叶える最大のコツを知りたい人にオススメです。ここに書いてある「予祝」を実践すれば、「奇跡」を起こすことができるようになるかもしれません。
予祝のやり方はとっても簡単で、願いが叶ったときのことをリアルに想像して、いま祝ってしまうだけです。前祝いみたいなものですが、予祝をやることで未来の喜びを引き寄せてくることができるのです。
かなり怪しいことを言っていると思われているかもしれませんが、武田鉄矢さんや長嶋茂雄さん、羽生結弦さんまで実践している願いを叶える方法とのこと。そう言われると、どこか信憑性が出てきますよね。
では早速、ひすいこたろうさん、大嶋啓介さん共著「前祝いの法則」についてお伝えしますね。
前祝いの法則
「前祝いの法則」概要・要約
本書は、「奇跡の起こし方」を知ることができる本です。そもそもここにある「予祝」という方法は、日本人のみんながお馴染みのお花見から来ているそう。
お花見こそ、古代日本人が実践していた願いを叶えるための引き寄せの法則だったようなのです。稲が実ってお米がたくさん取れること、この願いを引き寄せるための方法がお花見です。
春に咲く「桜」を秋の「稲」に見立てて、お酒を飲みながら先に喜びお祝いすることで願いを引き寄せようとしていたのです。
この方法を「予祝」といって、いわば前祝いのようなもの。いまこの瞬間に喜んで、笑って、雰囲気が変われば、未来を変えられるということが学べるのが本書です。
怪しさを感じるかもしれませんが、有名人たちもやっていたり、甲子園へ出場校もやっている事例が紹介されているので、かなり信憑性が上がります。
なかなか願いを叶えられなくて悩んでいる人は、ぜひ予祝をして、未来を引き寄せてみてください。
<前祝いの法則 目次>
第1章 有名人たちも予祝でメイク・ミラクル
第2章 なぜ予祝で奇跡は起きるのか?予祝の原理
第3章 予祝はこうやる。予祝マスターになる
第4章 困ったときも前祝い。問題解決にも予祝は効く!
第5章 奇跡が起きる人、起きない人の違いはなにか?
第6章 楽しいは無敵。予祝の本質は、面白がること
予祝のススメ
予祝の効果
本書には、予祝を実践した事例がたくさん掲載されています。
例えば、フィギュアスケートの羽生結弦さん。ソチオリンピックへ向かう飛行機の中、現実よりも先にイメージで金メダルを獲得し喜びに浸っていたそうです。
「飛行機のなかでイメージしすぎて、飛行機のほうが感動しちゃいました」
野球の長嶋茂雄さんの例もあります。1959年の天皇・皇后両陛下を見変えての天覧試合。
サヨナラホームランを打ったことは有名な話ですが、この前に、大量の新聞を買い込んできて一面に「長嶋、天覧試合でサヨナラ本塁打」などとマジックで大きく書き込んでいたそう。そして、試合前日に先に喜び祝杯をあげていたそう。
冗談かと思われる予祝の効果ですが、他にも大量の事例が掲載されていますので、非常に信憑性が高く感じます。
予祝で夢が叶うのはなぜか?
では一体、なぜ予祝をすることで願いが叶うのでしょうか?ややスピリチュアルな気がしますが、本書ではこのように紹介されています。
未来に夢が叶ったときと同じ喜びをいまの時点で感じることで、現在の気持ちが夢が叶ったときと同じ周波数になるから、その未来を引き寄せることができるのです。
要するに、いまの気分が未来の気分を作り上げているということ。いま嬉しい気分を感じていれば、そのまま大きくなって嬉しい気分の未来がやってきます。いま暗い気分を感じていれば、きっと未来には暗い気分が大きくなってやってきます。
当然、嬉しい未来がやってきて欲しいですから、予祝をすることで、いま嬉しい気分を作り上げるのです。これにより、喜びが「ない」状態から「ある」状態へ切り替えることができるので、願いを引き寄せることができるというわけです。
予祝のやり方
予祝のやり方についても、本書でたくさんの事例が紹介されています。
例えば、夢が叶ったときの笑顔を想像してみたり、実際にそのときの笑顔を作ってみたりするのが簡単にできることです。
他には、「願いが叶った自分の気持ち」「誰がどのように喜んで入れるか」「夢が叶った未来の様子や自分の様子」を書く未来日記をつけてみたりするのもオススメされています。
個人的に一番のオススメは、「予祝インタビュー」です。夢が叶ったときにテレビ局の人から取材を受けることをイメージするのです。「どんな夢が叶ったの?」「そのときの状況を詳しく教えてください」「どんな気持ちですか?」などの取材に答えることで、よりリアルな未来を描くことができます。
ここまでやったら、この瞬間からめちゃくちゃ嬉しい気分になりそうですよね。想像するだけでワクワクしてきます。
予祝の本質は、面白がること
予祝を実践して夢を叶えることができた事例がたくさん紹介されている本書ですが、読み終えて一つ気がつくことがありました。
「どの事例も、楽しそう。」
結局のところ、自分の人生をどれだけ楽しめるかが、夢を叶える最強の方法と感じます。
楽しんでやっているやつは、苦しんで努力しているやつよりも強いとよく聞きますが、本当にそのとおりだと知ることができました。
ただ突然に楽しむことは難しいので、予祝という方法を使って楽しみやすくしているのだなと思います。
なのでもしあなたに叶えたい願いがあるなら、まずは予祝から試してみてくださいね。