【要約まとめ】営業1年目の教科書 by菊原智明さん〜全営業職が当たり前に知っておくべき基本が学べる本〜
営業コンサルタント 菊原智明さん著「トップセールスが使いこなす! 〝基本にして最高の営業術″総まとめ 営業1年目の教科書」の要約まとめを紹介します。
本書は、営業になりたての人、これから営業職に就こうという人にオススメの書籍です。
僕は今、働きながら転職活動をしていて、初めての営業職へ挑戦しようと思っているのですが、本書を読んで、トップセールスマンはどんな人なのかをイメージすることができました。
一言でいうと、
が、トップの成績を残せる人です。
これを聞いたら99%の人が、
と思うでしょうが、この当たり前のことを当たり前にやっているセールスマンが、素晴らしい成果を残すことができるのです。
本書では、全部で73の営業職にとっての基本が紹介されていますが、この記事では、特に重要だと思った3つのポイントに絞って紹介します。
営業初心者は、しっかりと身に付けておかなければいけないことなので、ぜひチェックしてみてください。
「営業1年目の教科書」の重要なポイント
AI時代でも活躍できる真の営業
本書の一番最初には、「真の営業」とはどんなものか、ということが言われています。
営業コンサルタント 菊原智明さん曰く、真の営業とは、
“お客様から信頼される存在”であり”お客様の意思決定をサポートできる人”
とのこと。
言われてみれば、すごく当たり前のことですが、営業の仕事をするなら、絶対に忘れてはいけないポイントです。
単に、商品の情報をお客様に提供するだけなら、ホームページで十分ですし、疑問に答えるならチャットボットで事足ります。
それでも人間が営業している意味は、AIにはできない”信頼”と”サポート”を勝ち取ることができるからだと思うのです。
こうした営業としてのプロ意識を持ち続けることが、営業職としての第一歩目となります。
身だしなみを徹底して気にしているか
社会人経験のある人なら、きっとどこかで営業職の人と出会ったことがありますよね。
その時の第一印象が、よかった人と悪かった人の違いがあるとしたら、どこだと思いますか?
僕は、
が分かれ目だと思います。
スーツにシワが寄っていたり、革靴がボロボロだったり、髪に寝癖がついていたりすると、その営業さんに対して、第一印象は最悪になってしまいます。
本書では、一つのChaperが使われているほど、「身だしなみ」の重要性について語られています。
いざ自分が営業職として働くようになったら、絶対に注意すべきポイントです。
些細なことでもメモを取る習慣
最後のChaperに「先輩たちの大失敗に学べ!」とあるのですが、ここがめちゃくちゃ学びになりました。
特に大事だと思ったポイントが、
メモを怠ってお客様の信頼を失う
という一言。
僕も仕事をしていて、「これくらいだったら覚えていられるから、わざわざメモしなくていいや」と思っていたことを、忘れてしまって大惨事となったことが何度もあります。
営業職だったら、これが会社の売上に直結してしまうので、絶対に気を抜けないポイントです。
もし大切なことを忘れてしまったときには、お客様から
というレッテルを貼られてしまい兼ねません。
だから今すぐに、些細なことでもメモを取ることを習慣にすべきだと教訓にしました。
「営業1年目の教科書」まとめ
本書は、これから営業職へ就こうと思っている僕にとって、とっても有益なものとなりました。
ビジネスマンとしては、当たり前にやっているであろうことばかりでしたが、この当たり前を大事にしているからこそ、トップセールスマンになることができるというイメージができました。
まだ転職活動中で、どこの会社でどんな職種になるか決まったわけではありませんが、現職で働きながらでも、取り入れたい事柄ばかりです。
営業になりたての人、これから営業職に就こうという人にオススメの書籍なので、ぜひチェックしてみてください。