【要約まとめ】「幸せをお金で買う」5つの授業〜何にお金を使えば幸せになれるかわかる本〜
「幸せをお金で買う」5つの授業を読んだので、ご紹介します。
きっとあなたも、「何にお金に使ったら幸せになれるだろうか?」と考えたことがありますよね。
お金は大切なので、たくさん欲しい。
けど、たくさん持っていたところで、別に「超幸せ」というわけではないので、何かしら使わないといけません。
本書では、そんなお金の使い方に関する疑問に、ストレートに回答してくれています。
ここにある5つの使い方を実践すれば、「幸せをお金で買う」ことができるようになっちゃいます。
メンタリストDaiGoさんも、何度もオススメしている本なので、ぜひチェックしてみてください。
経験を買う
お金の使い方として、まず挙げられているのが、「経験を買う」ということ。
例えば、マイホームを購入するのに、3000万円かかったとしましょう。
きっと、手に入れた直後は、すごい幸福感に包まれて、家族と一生ここにいたいと思えるはずです。
けどしかし、その幸福感は、1年もしたら薄まっているはず。
(いや、無くなっているかも?)
では逆に、100万円の旅行に、30回行ったらどうでしょうか。
想像しただけで、幸せな気持ちが継続される気がしますよね。
このように、「経験を買う」ということが、僕たちの幸せに直結しているのです。
ご褒美にする
あらゆることを「ご褒美にする」と幸せを感じやすいとも紹介されています。
逆にいうと、簡単に手に入れられると思ってしまうと、すぐに飽きてしまうということです。
毎日コーヒーを飲んでいるだけでは、幸せを感じたりしませんよね。
けど、金曜日だけ、仕事を頑張ったご褒美として、ちょっといいコーヒーに変えてみたらどうでしょうか。
コツとしては、いつもと違うことを取り入れてみるのだと思います。
タスク管理や習慣化という点では、同じことを繰り返すことがいいとされていますが、幸福という点では、ルーチンを避けた方がいいようです。
時間を買う
自分の時間を増やしてくれるものにお金を使うのも、僕たちの幸福度を上げてくれます。
例えば、ロボット掃除機を購入したり、家政婦さんを雇ってみたりするのが、今すぐにできること。
他にも、職場への通勤時間を減らすために、引越しをするのもアリです。
僕たちは、時間に余裕があると、心にも余裕が生まれます。
そして、「この時間をどうやって使うのがいいだろう」と考え始めるはずです。
これを考えられている時点で、すでに幸せを感じていることが想像できますよね。
少なくとも、「時間がありすぎて困る!不幸だ!」とは、絶対にならないはず。
なので、お金で「時間を買う」ということが、幸せにつながるというわけです。
先に支払って、あとで消費する
基本的に僕たちは、お金を「先に支払って、あとで消費する」方が、幸せを感じやすいとのことです。
例えば、旅行に行くときに、先に新幹線や宿泊代を支払うということです。
そうすると、旅行するという未来に期待を膨らませられるようになりますし、自分の幸福につながるように行動も変化します。
先に支払っておくことで、支払ったことを忘れて、あたかも無料で旅行できたと錯覚してしまうわけです。
逆に、あとで支払ってしまうと、幸せな経験をしても、お金を支払うということで、幸せが相殺されてしまうのが想像できますよね。
他人に投資する
さいごに、「他人に投資する」ということが紹介されています。
普通に考えると、自分のためにお金を使った方が幸せだと思いますよね。
しかし本書では、次のような衝撃的なことが言われています。
あなたがもっとたくさんのお金を稼ぐことに焦点を合わせているなら、「お金の一部を人にあげること」が、「もっとたくさん稼ぐこと」と同じくらい自分にとって報酬になるということを頭に入れておいてください。
つまり、お金を稼ぐこととお金をあげることが、同じくらい幸せだと感じるいうことです。
さらに驚きなのが、次のこと。
お金の使い方のほうが、金額の大きさよりもはるかに重要でした。
金額に関係なく、他人のためにお金を使うことが、幸せにつながるとのこと。
これを受けて僕は、国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパンさんがやっている「チャイルド・スポンサーシップ」を開始しました。
寄付を習慣にしたいと思っていたので、本書が背中を押してくれました。
人の役に立てているのがもろに伝わるので、めちゃくちゃ嬉しい気持ちになっていますよ。
まとめ:「幸せをお金で買う」5つの授業
本書は、幸せになるお金の使い方を教えてくれる本でした。
どんなお金の使い方をしたら、幸せを感じれるのか明確にわかるので、これからのお金の使い方に変化が起こること間違いなしです。
お金の使い方について考えたい人は、絶対にオススメですよ。
- 経験を買う
- ご褒美にする
- 時間を買う
- 先に支払って、あとで消費する
- 他人に投資する