タスクシュート時間術と相性のいいWebサービスまとめ
TaskChute Cloudに主軸を置いて、さまざまなWebサービスを使ってきた”ぞの(@z02n05)”です。
TaskChute Cloudを始め、タスクシュート時間術を実践するためのツールは、どれも素晴らしいものがあります。
しかし、決して、完璧なツールではないことも事実です。
というのも、タスクシュート時間術は、最高の1日を築き上げるためのメソッドであるため、複数日に及ぶプロジェクトや、いつか使いたい記録などを保存しておくことが苦手なのです。
だからこそ、それらを補ってくれるようなWebサービスを利用することで、最高すぎる1日を築き上げていくことができるのです。
この記事では、実際にぼくが使ってきたWebサービスの中で、今でもオススメしたいものを5つご紹介していきます。
それぞれに得意分野が違ったり好みが分かれるところではありますが、どうぞ参考にしてみてください。
タスクシュート時間術が苦手としていること
タスクシュート時間術は、非常に優れたメソッドではありますが、完璧なものではありません。
最高の1日を築くために最適化されているものの、苦手としている分野があります。
実際のWebサービスを紹介する前に、どんなことを苦手としているかを解説しますね。
プロジェクト管理
タスクシュート時間術は、実行したことを記録するのには適しているものの、プロジェクト管理については、非常に苦手としています。
「必要なタスクの洗い出し」「進捗状況の管理」などは、タスクシュート時間術だけで完結させるのは、非常に難しいです。
考えたことの記録
日次レビューを始め、考えたことを記録しておくのも、タスクシュート時間術では、難しいものがあります。
タスクごとに「メモ」の機能がありますが、記録しておける文字数には、限りがあります。
また、「あのとき考えたことって何だっけ?」となったとしても、タスクに記録したメモを探し出すのには、少し苦労します。
資料の保管
会議の議事録であったり参考にした情報などを保管しておくことも、タスクシュートの苦手としている部分です。
タスクに「リンク」を貼り付けることはできますが、1タスクにつき1リンクのみです。
考えたことの記録と同様に、もう一度、参照したいとなった場合に、振り返ることは難しいです。
タスクシュート時間術と相性のいいWebサービスの条件
タスクシュート時間術が苦手としていることを踏まえて、これからWebサービスを選ぶときに抑えておきたいポイントについて解説します。
どんなWebサービスを使ってもいいですが、最低限、この2点を守ることがオススメです。
リンクを取得することができること
タスクシュート時間術と相性のいいWebサービスは、リンクを取得することができることです。
よくあるWebサービスならこの条件を満たすことができますが、かなり重要なことなので押さえておく必要があります。
というのも、タスクシュート上で計画しているタスクに、リンクを設定しておくことで、効率的に実行することができるためです。
もしリンクを設定していなかったら、タスクを実行するたびに「参考資料が保存してあるフォルダを探す」から開始しなくてはなりません。
また、「どこに保存してある資料だっけ?」と迷いが生じてしまう可能性もあります。
だから、当たり前かもしれないですが、リンクを取得することができることは、非常に大切なポイントです。
過去の記録を参照できること
タスクシュート時間術は、過去の実行ログから、最高の1日を作り上げていくものです。
だから、併用して使うWebサービスについても、過去の記録を見ることができることが重要です。
なぜ過去の記録が大切なのかというと、過去に実行したことは、おそらくこれからも発生するからです。
これからも発生するということは、過去の記録をヒントに実行することで、ゼロから考える必要もなくなるし前よりもより良く改善することもできるようになります。
だから、実行するたびに過去の実行ログがなくなってしまうようなWebサービスは、タスクシュート時間術の考え方と合わないため、選ばないほうが良いでしょう。
タスクシュート時間術と相性のいいWebサービス5選
ここからは、僕が実際に使っていたり過去に使っていたりしたWebサービスの中から、相性が良いと思っているものたちを紹介します。
タスクシューター仲間と話していても、多くの人が使っているものなので、非常にオススメです。
Notion
「Notion」は、僕が、メインで使っているWebサービスです。
ほとんどすべての情報をNotionで管理しているといっても良いくらいにヘビーユーズしています。
よくNotionのことをオールインワンと言われますが、本当にその通りで、できないことがないと思えるくらいに、やりたいことが実現できてしまいます。
例えば、僕が使っているほんの一例は、こんな感じです。
- レビュー(日次レビュー、週次レビュー、読書ログ)
- プロジェクト管理(資格取得、目標管理)
- イベント管理(議事録、企画検討)
- 顧客管理
- Web資料保管
使っていて「何でもできる」と感じているので、何をやるにしてもNotionで記録することを第一に考えています。
逆に、Notionが苦手としていることは、大容量資料を保存することとスマホでの操作性が悪いところだと感じているので、そこは、別のWebサービスで補っています。
ちなみにNotionは、jMatsuzakiさんが無料で公開しているテンプレートをベースに、自分なりのアレンジを加えて使っていますよ。
Googleカレンダー
「Googleカレンダー」も、絶対に手放すことができないWebサービスです。
ここには、実行することが決定していて、開始時刻が確定しているイベントを記録しています。
Notionでも同じことができなくはないのですが、Notionだと開始時刻が見えにくいことがデメリットです。
あと、家族間でカレンダーを共有したり、Todoistと連携して使ったりできるところが便利です。
Todoist
「Todoist」は、思いつきをメモするために使っています。
iPhone純正のメモでも良いのですが、Todoistの方が使い勝手がいいので、好みです。
本当は、思いつきもNotionで記録したいのですが、たいていiPhoneから記録するので、操作性の良いTodoistを使っています。
また、実行する日時は決まっているけど実行時刻は決まっていないタスク、かつ、2分程度で実行できるタスクをTodoistに登録しています。
そして、1日の終わりに、必ずTodoistを確認して、Notionに転記したり実行忘れがあったら実行したりという使い方をしています。
Scrapbox
「Scrapbox」は、Notionが登場するまで、メインで使っていたWebサービスです。
ハッシュタグを利用することで、ページ間の連携がめちゃくちゃ良くなるのがお気に入りポイントでした。
それに加えて、すごくサクサク動いてくれるので、動作もノンストレスです。
今では、ほとんど使っていないですが、テキストベースでの記録が好きな方には、すごくオススメです。
Evernote
「Evernote」は、Scrapboxが登場するまで、メインで使っていたWebサービスです。
「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」が大流行したときから、かなり長い間、最強のタスク管理ツールだと思って使っていました。
しかし、データの蓄積量が多くなるにつれて、アプリの挙動がカクカクし始めてしまったため、Scrapboxに乗り換えてしまった経緯があります。
動作が重たいことを除いては、Notionのように使い勝手がいいWebサービスなので、非常にオススメです。
まとめ
僕が今まで使い込んできた5つのWebサービスを紹介しました。
有名どころばかりなので、知っているWebサービスしかなかったかもしれないですが、僕の場合は、Webサービスが終了してしまうことを避けたかったので、利用者が多いものばかりを選んできました。
どのWebサービスも、使い方にほとんど制限がないものばかりで、個性を出せることがお気に入りです。
もしタスクシュート時間術と並行して使うWebサービスに悩んでいたなら、この中から選んでいただくと間違いないかと思います。
具体的にどんな使い方をしたらいいか迷う場合には、1on1オンライン個別セッションを用意していますので、ぜひお声がけください。
ご自身一人だけで悩まれるよりも、早く良い方法を見つけられるはずですよ。