【解説】タスクシュートは365日24時間をキチッと記録する必要があるのか
タスクシュート認定トレーナーの”ぞの(@z02n05)”です。
タスクシュートを使ったことがない人にタスクシュートのことを説明すると、必ず言われるのが、「人生のすべてを記録するなんて苦しそう」ということ。
なにか行動を起こすたびにiPhoneアプリを起動するのがめんどくさいということは、確かに分かります。
では、どうしてタスクシュートを使っている人は、そんなめんどくさそうなことをやっているのかというと、「タスクシュートを使ったことがない人が思っているほど、めんどくさいと感じていないから」です。
というのも、大前提として、365日24時間を記録する必要は、まったくないというものがあります。
1日のうち、たった5分だけの記録でも、タスクシュートによる効果を実感することが可能です。
だからこの記事では、タスクシュートを使うことが「苦しそう」という人の誤解を解いていきます。
タスクシュートを使うことで、自分が心地よいと感じる瞬間を増やすことができるので、ぜひご活用を検討ください。
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タスクシュートはキチッと記録しなければいけないのか
タスクシュートが大切にしていることは、間違いなく記録です。
いつ何をやったのか、そして、どう感じたのかを記録することが、タスクシュートを使うためには、必要になってきます。
だからと言って、365日24時間すべての行動を記録する必要は、まったくありません。
タスクシュートを使ったことがない人は、タスクシュートを使っている人のことを、変な人だと思いがちですが、そんなことはありません。
タスクシュートユーザーが記録しているのは、自分が記録したい行動のみなのです。
僕のように情報発信している人たちが、かなりマニアックに使っているから、ハードルが高いと感じられているだけです。
僕自身は、たまたま自分の性分にあっていたので、最初から24時間の記録を実践していました。
けど、認定トレーナーとしてタスクシュート初心者の方の様子を見守っている限りでは、ほとんどの人が、24時間の記録を行っていません。
だいたい10〜20程度のタスクに絞って記録をされています。
それでいて、十分にタスクシュートの効果を感じているとおっしゃっているので、24時間を記録する必要は、まったくないと言い切ることができます。
タスクシュートは心地良さを見つけるために使う
タスクシュートは、記録することが大切だと言っていますが、その目的は、自分にとっての心地良さを見つけるためです。
例えば、有給休暇を利用して、午前中の公園で日向ぼっこをしながらコーヒーを飲んでいるところを想像してみてください。
間違いなく幸せを感じる瞬間ですよね。
しかし、記録がなければ、この幸せな瞬間のことなんて、すぐに忘れてしまいます。
人間の記憶なんて、そんなものです。
これがタスクシュートで記録されていたらどうなるかというと、タスクシュート上で高評価だった時間として記録されますし、レビューのタイミングで日記などに増やしたい時間として重ねて記録されます。
つまり、記録されることによって、高確率で再現されるようになるわけです。
逆にまた、23時までYouTubeを見てしまったおかげで、翌日、起きるのが辛かったとしましょう。
もし記録がなければ、おそらく今日も23時までYouTubeを見てしまい、翌日、起きるのが辛いというのが繰り返されることになるでしょう。
しかし、記録することを習慣にしておくと、YouTubeを見ようとした瞬間に、過去に朝起きるのが辛かったときの気持ちが蘇りやすくなります。
日記などに起きるのが辛かったことなどを書いておけば、より鮮明に感情を思い起こしやすいでしょう。
こうして思い出すことさえできれば、たぶんYouTubeを見なくなったり、30分見ていたところを15分などに短縮するような行動に移せるはずです。
記録がなければ、毎日なんとなく同じ失敗を繰り返えしてしまうことは、今までの経験から想像できますよね。
記録するタスクの選び方
では具体的に、24時間を記録する必要はないとして、どんなタスクを記録したらいいか気になってきますよね。
僕のおすすめは、自分がやっていて心地良いと感じる行動で、なるべく毎日やることです。
例えば、「本を読む」「ブログを書く」「コーヒーを飲む」というような「これをやっている時間をもっと増やしたい」と思えるような行動がいいと思います。
欲張って、好きな行動をたくさん記録するのは、挫折の原因になってしまうので、やめておいた方がいいです。
だいたい1〜5つくらいのタスクを記録することから始めると、タスクシュートが長続きしやすいです。
タスクシュートを使いこなせるようになるまでのステップは、こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ
タスクシュート認定トレーナーとして声を大にして言いたいのは、「タスクシュートはめんどくさくないです」ということ。
24時間365日を全部記録ことをしなくても、十分に効果を発揮してくれます。
仮に使っていて「めんどくさい」と思ったなら、トレーニングをせずに富士山に挑んでいるのと同じことをしています。
まずは小さく始めてみて、慣れてきたらガッツリ記録していきましょう。
大袈裟ではなく、1〜5つのタスクを記録するだけでも、人生をより良くする方向に舵を切ってくれるはずです。
自分らしい時間の使い方を身につけたい人は、ぜひタスクシュートを使ってみてくださいね。
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