タスクシュートをベースにしたNotionの活用方法

アイデア

タスクシュート認定トレーナーの”ぞの(@z02n05)”です。

タスクシュートを使っていて最もよく聞かれる質問が、「他にどんなWebサービスを使っていますか?」と言うものです。

タスクシュートは素晴らしいツールでありながらも、決して完璧なツールではないため、苦手な部分を別のWebサービスで補う必要があるのです。

僕も、2016年からずっとTaskChute Cloudを使い続けていますが、同時に、別のWebサービスにも頼り続けてきました。

いろんなWebサービスを使ってみてきたところですが、今現在は、Notionが最高に相性がいいWebサービスだと思っています。

タスクシュートが苦手とするプロジェクト管理や備忘録などを一挙に引き受けてくれる素晴らしいサービスだからです。

この記事では、具体的にどんな具合にタスクシュートとNotionを使っているのかを解説しますので、どうぞ参考にしてみてください。

タスクシュート×Notionの使い方

日次レビュー

真っ先に挙げたいNotionの使い方は、日次レビューです。

僕は毎朝、TaskChute Cloudの実行ログを見ながら、前日の日次レビューを行なっています。

TaskChute Cloudには、実際に行った行動やコメントが残っていますので、特に重要だと思った部分をNotionに転記したり深堀して記録したりしているイメージです。

例えば、こんな具合の記録をしています。

  • 今日は、ハードな筋トレを実行できた。たぶん、睡眠時間をたっぷり確保できていたから、体力も気力も充分にあったんだと思う。これは、継続していきたい。
  • 夜に読書をするつもりだったけど、着手することができなかった。残業時間が想定よりも多くなってしまったから、本を読む気持ちにならなかったのかな。明日は、残業しないで帰宅したい。
  • 後輩に仕事を手伝ってもらった。感謝。今度は、自分が後輩に恩返ししよう。

僕の場合は、未来への教訓になることを抽出しています。

他にも、1日を通じた評価を点数付けしたり、読んだ本を記録したりもしています。

Notionはカスタマイズが無限にできるので、そのとき注力していることを日次レビューとして記録しています。

週次レビュー

日次レビューと同様に、週次レビューもNotionで行なっています。

TaskChute Cloudの「レビュー」を開いて、指定期間を過去1週間にセットします。

そして、モード別実績時間のうち、第2領域の時間と仕事をした時間をNotionへ転記しています。

この2つに注目している理由は、自分の調子バロメーターを測ることができる項目だからです。

仕事時間が多くなってくると体力的にシンドイと感じますし、第2領域の時間が少なくなってくると精神的なモヤモヤを感じ始めてしまいます。

そしてまた、日次レビューを見返したり毎日点数付けした評価を確認したりします。

Notionの場合は、数字データをデータベース管理してくれるので、めちゃくちゃ具体的なレビューができるのがお気に入りです。

プロジェクト管理

タスクシュートが絶対的に苦手にしていることは、プロジェクト管理だといっても過言ではないでしょう。

その理由は、タスクシュートには、これらの記録しておくことが難しいからです。

  • プロジェクトの概要
  • 今までに実行したログ(特に、他人の実行ログ)
  • ネクストタスク
  • 参考資料

頑張ればコメントやリンクを利用してプロジェクト管理をすることはできるかもしれませんが、Notionを使えば頑張る必要はありません。

だから僕のプロジェクト管理は、Notionに詳細な記録を残して行き、タスクシュートにはNotionへのリンクを貼ったりNotionから転記したタスクを記録するという使い方をしています。

こうすることで、プロジェクトを滞りなく進めることができますし、実行したログを記録することができます。

思考メモ

他にも、タスクシュートと組み合わせて、Notionはさまざまな場面で活用できます。

  • 読書ログ→読書するときに、Notionに読んでいる本のページを作成し、メモを残していく。
  • 手順書→複数の手順を踏む必要があるタスクの詳細な手順書をNotionで作成し、実行時に確認する(タスクシュート上では、「確定申告」としつつ、手順書で確定申告の詳細を確認する)。
  • 知識→学んだことや考えたことをNotionで記録して、知識を深めていく。

タスクシュート×Notionのまとめ

2016年にTaskChute Cloudを使い始めたと同時に、さまざまなWebサービスを併用して利用してきましたが、Notionがナンバーワンであることは間違いありません。

Notionがどんな使い方にも対応できるWebサービスだということもありますが、タスクシュートの考え方を実践するのに、相性が良すぎると感じます。

Notionの欠点をあえていうなら、なんでもできるがゆえに、導入のハードルが少し高いことでしょうか。

TaskChute Cloudの開発者であるjMatsuzakiさんがNotionのテンプレートを無料配布してくれていますが、おそらくいきなり全てを使いこなせる人はいないでしょう。

僕自身も、jMatsuzakiさんのテンプレートを使っていますが、初めの頃は、Notionの設定が理解不能でした。

ただ、使いこなせるようになった今では、独自に作り変えもして、めちゃくちゃ心地よく使うことができています。

もしあなたもタスクシュートとNotionを組み合わせて使いたいのでしたら、こちらのページよりご一報ください。

あなたにぴったりなタスクシュート×Notionの使い方を提案させていただきます。

この記事を書いた人

ぞの

こんにちは、"ぞの(@z02n05)"です。会社員をしながら、ブログ執筆やPoints of Youコーチング、タスクシュート個人セッションなどの活動をしています。当サイトでは、「人生ネタだらけ」をモットーに、リアルな体験談を記事にしています。仕事が忙しい方や人間関係に悩む方に、よく読んでいただいてます。