ネガティブな理由での転職活動、失敗してよかったなと思う理由
ほんの少し前まで、本気で転職活動をしていました。
けど、何社も応募して面接していただきましたが、見事に全滅・・・
その時は、どの会社も本気で働きたいと思っていたので、結構に落ち込みました。
しかし、今の僕は違います。
あの時、転職が決まっていなくてよかった(汗)
というように、転職活動が失敗に終わって一安心しています。
その理由は、ネガティブな気持ちで転職活動していたので、視野狭窄に陥っていたと気が付けたからです。
僕と同じように、「今の仕事が嫌だから」というようなネガティブな理由で転職活動している人は、きっと起こりやすいことだと思います。
転職が決まったけど、働いてみたら失敗だったと思わないためにも、この記事を読んで参考にしていただけたら嬉しいです。
では早速、ネガティブな理由での転職活動が、失敗してよかったと思っている理由をお伝えしますね。
僕のネガティブな転職理由
僕が転職活動していた本当の理由は、「今の仕事が嫌だから」です。
人間関係も微妙だし、仕事内容も楽しくないし、残業も多過ぎて嫌だと思っていました。
このままこの職場にいては、心の病になってしまうという恐怖感もありました。
そして、日に日に職場へ行く足取りが重くなっていたので、どうにかして抜け出さなきゃと考えたわけです。
そんな中、転職活動を始めたことは、当然のことのように思っていただけますよね。
しかし、転職活動に失敗した今思うことは、
あの時、転職が決まっていなくてよかった(汗)
という安堵感なのです。
その理由は、これからお伝えする理由があるからです。
失敗して良かったと思う理由
求人票に載っている条件ばかりに目が向いていた
早く転職したくて仕方なかった僕は、転職先に「求人票に載っている条件」ばかり見ていました。
- 給料
- 休日
- 福利厚生
- 労働時間
などなど、求人票に載っていることばかりで、仕事を探していました。
これって、もし転職が決まったとしても、すぐに転職することになるあるあるパターンだと思うのです。
転職で大事なことは、「将来なりたい自分になるために役立つ転職か?」という視点だからです。
特徴のない自分を作り出していた
面接をいくつか受けてから気がついたのですが、自分のことをスーパーマンだと勘違いしていました。
今の仕事で、いくつもの成果を上げてきたつもりでしたが、どうも過大に評価し過ぎていたようです。
「あれもできます」「これもできます」と、なんでもできます人間のように語っていました。
その結果、逆に薄っぺらい語り口調になってしまい、特徴のない人間に思われていたはずです。
(これが、面接では高評価のように感じていたけど、採用まで繋がらなかった理由と分析しています)
実際に口にしてみて、それを自分で聞いてみるという練習をしなかったことが原因と思っています。
次に転職活動をするときは、自分で聞いてみること、友人に聞いてもらうことを、しっかり実践しようと思います。
将来どうなりたいかを短期間で見つけることは難しい
転職は、将来の自分のために行うものかと思います。
なので、「将来どうなりたいか」を明確にすることが、非常に大事。
将来のなりたい姿に近づくために、仕事を活かすというのがベストですからね。
しかし、僕の場合は、実践できていませんでした。
「将来こうなりたい!」という願望を持って転職活動をしていたのですが、日に日になりたい姿が変わっていったのです。
ある企業の面接では、「こうなりたい」といったのに、別の企業の面接では、「あぁなりたい」と語っている具合でした。
自分でも、軸がブレブレだったと思います。
このことから、転職したいと思ってすぐに将来どうなりたいか見つけることの難しさを痛感しました。
いつでも転職できるように、普段から作戦を練っておくことが大事
僕の転職活動を振り返ってみると、早く転職したいという一心だったために、ひどい視野狭窄に陥っていたと思います。
転職活動中は、しっかり作戦を練って、自己分析もしていたつもりでしたが、今思うと甘すぎでした。
とにかく「今の職場が嫌だ」と焦っていたので、思考回路もおかしくなっていたのかもしれません。
ただ、この経験から得られたことは、非常に大きいです。
特に、思うことは、
いつでも転職できるように、普段から作戦を練っておくことが大事
だということ。
今の仕事が嫌な人は、一刻も早く転職したいと思っていることは分かります。
けど、どうしても視野狭窄に陥りがちなので、そのことを念頭に転職活動をしてくださいね。
あなたの転職活動が、いい結果になるように応援していますよ。