【要約まとめ】2週間で人生を取り戻す!勝間式 汚部屋脱出プログラム by 勝間 和代さん〜リバウンドしないQOL向上方法〜
勝間 和代さん著「2週間で人生を取り戻す!勝間式 汚部屋脱出プログラム」の要約まとめを紹介します。
本書に書いてあることを実践すれば、もう二度と汚部屋にリバウンドしてしまうことはなるなるはずです。
それは、ロジカルシンキングで有名な勝間さんが、論理的に断捨離方法を解説してくれているからです。
断捨離が進むと、無駄にお金を使ってしまうことも減りますし、何より、毎日が気持ちよく過ごせるようになります。
勝間さんも言ってますが、収入を増やすことよりも、部屋をきれいにしたほうが、よっぽど簡単に幸せを手に入れられるようになります。
僕自身は、きれい好きで有名なのですが、本書のおかげで、よりきれいな部屋へと進化を遂げることができました。
断捨離が苦手な人でも、きっと改善できる方法が書いてあるので、ぜひ読んでみてください。
勝間さんが「断捨離」に目覚めた理由
勝間さんは、もともと汚部屋に住んでいる人でした。
物が多すぎてどうしようもなったタイミングで、引っ越しを繰り返して、強制的にものを減らすような生活をしたいたそう。
そんな中、どうして断捨離に目覚めたのかというと、「アップルウォッチ」がきっかけだったそう。
アップルウォッチをつけて生活するようになると、日頃、どれだけ動いていないかが明らかになります。
当然、動いていないということは、将来の健康に大きな影響を与えます。
このアップルウォッチがきっかけでスタートして、断捨離が終わる頃には、
- 睡眠の効率も
- 仕事の効率も
- 料理の効率も
すっきりした家の方が、圧倒的にいい
ということが、明らかになったそうです。
断捨離に必要なマインド
では一体、断捨離をするには、どのようなマインドが必要なのでしょうか。
まず初めに理解が必要なのは、「ものぐさコスト」です。
「ラクしてやせたい」「何もせずに安心したい」というものぐさ心によって、発生している不利益のこと。
こうしたものぐさコストによって、得られるはずだった利益を逃してしまったり、時間を無駄にしていることは、本当に多々あります。
二つ目は、「バッチ処理」という考え方です。
バッチ処理とは、「まとめてやるほうが、効率的で経済的だ」という思い込みです。
確かに仕事などでは、まとめて処理した方が効率的になることがありますが、家事については、違うとのこと。
気がついたときに、「リアルタイム処理」した方が、少ない時間で家事を行えるようになるようです。
これは僕も実践しているのですが、大量の食器が溜まってから洗うと、確かに効率的なように感じますが、めんどくさいという気持ちが上回って、さらに後回しにすることもしばしば。
そこで、少量でも食洗機を回すようにしたことによって、気持ち的にすごく楽に家事ができるようになりました。
「必要になったら、逐次、実行する」という思考が、断捨離には重要です。
断捨離を成功させる方法
本書では、ロジカルに断捨離を成功させるための方法が紹介されています。
基本ルールとして、次の4つが挙げられています。
ルール1 基本は、「今、使ってないものは捨てる」
ルール2 断捨離の順番は、簡単で効果実感が高い場所から
ルール3 一度に全部終えようと思わない
ルール4 リバウンドを防ぐ生活習慣を身に付ける
個人的に一番大事だと思うのは、ルール1です。
「将来使うことになるかも知れないからとっておこう」みたいな考え方は、断捨離失敗の最大原因だと思うのです。
だから、基本は、1ヶ月以内に使わなかったものは捨てる、季節ものは、1年以内に使わなかったものは捨てるというのを徹底するのがいいと思います。
ちなみに勝間さんは、このような目安を作っていたそうです。
・再調達コストが3万円を上回らないものは処分
・再調達コストが3万円を上回るもの、思い出の品なども、これまで三年間使わず、現時点で3年間も使う見込みがないものは処分
やってみたらわかると思いますが、ほとんどの場合において、捨ててしまっても、何も困ることは起こらないはずですよ。
まとめ
本書では、ここまで紹介してきたもの以外にも、かなり具体的に断捨離方法が解説されています。
「どの部屋から断捨離を進めればいいか」「部屋ごとの断捨離のコツは」といったことが記されています。
こうして断捨離をすることによって、勝間さん自身が得られたメリットも、赤裸々に教えてもらえているのも本書の魅力です。
本書を読み終えた頃には、きっと断捨離したくてたまらなくなっているはずなので、断捨離のお供に読んでみてください。