【要約まとめ】任せるリーダーが実践している 1on1の技術 by小倉広さん〜部下とのコミュニケーションに悩む上司に読んでもらいたい書籍〜

任せるリーダーが実践している 1on1の技術 by小倉広さん

アドラー心理学派の心理カウンセラー、コーチとして活躍されている小倉広おぐらひろしさん著「任せるリーダーが実践している 1on1の技術」の要約を紹介します。

本書は、部下とのコミュニケーションに悩む上司にオススメです。僕は「部下」の立場で本書を読んだのですが、読みながら何度も上司に読んでもらいたいと思えるポイントが出てきました。

そもそも上司と1on1で話す機会がないものですから、1on1を実施してもらいたいと願ってやみません。僕が仕事に対して思っていることを伝えることはできていないので、仕事のやり方にチグハグが生じているように感じるのです。

外資系企業や日本の有名企業はすでに1on1を導入し始めているとのことなので、我が職場にも早く導入されることを期待しています。もし導入されたら、絶対に人間関係が良くなって、間違いなく仕事が楽しくなると思うのです。

では早速、小倉広さん著「任せるリーダーが実践している 1on1の技術」についてお伝えしますね。

「任せるリーダーが実践している 1on1の技術」概要・目次

本書は、経営幹部や人事部、上司の目線で1on1の有益性について書かれてある書籍です。

そもそも1on1とは、コーチングやカウンセリングの場でよく使われる言葉なので、イメージは湧くかもしれませんが馴染みがないかもしれませんね。

本書では、1on1について、このように説明されています。

1on1ミーティングとは、
「上司と部下の間で、週1回〜月1回、30分〜1時間程度、用事がなくても定期的に行う1対1の対話」のことです。

IT企業が集まるシリコンバレーを中心に、アメリカでは多くの企業が1on1を実施しているようです。日本では、ヤフーなどの有名企業が実施しているそうですが、僕は、実際に取り入れているという話を聞いたことはありませんでした。

期待される効果として最初に挙げられていることは、会社と社員のエンゲージメント(絆・愛着)を高められることです。これにより、会社は業績を向上させることができますし、社員は仕事が楽しくなることでしょう。

僕は、「部下」の目線で本書を読みましたが、ぜひ我が社にも導入してもらいたいと思いました。というのも、会社や上司が考えていることが掴めず、納得のいかない仕事をやらなければいけないことが多々あるからです。

もし1on1を実施することができれば、僕が抱えている疑問や不安は取り除かれ、もっと楽しく仕事ができるようになるはずです。

このように考えている部下はたくさんいると思うので、経営幹部や人事部、上司であるあなたは、1on1の導入を検討してみてくださいね。

<任せるリーダーが実践している 1on1の技術 目次>

PART1 経営者・人事部のための全社的視点での1on1
第1章 1on1って何だろう?
第2章 1on1導入の4つのステップ
第3章 導入に際してよく寄せられる疑問
PART2 管理者のための現場視点の1on1
第4章 必要な5つのスキル
第5章 あると便利な5つのメソッド
第6章 欠かせない5つのマインド

1on1導入の4つのステップ

本書では、1on1を導入するために、4つのステップが紹介されています。

会社によって状況は違うと思いますが、概ねこの4ステップを踏めば、導入するまでのイメージを描くことができます。

もし疑問点などあれば、よく寄せられる疑問という章がありますので、きっと参考になるはずです。

フィジビリティの準備

導入するにあたって小倉広さんがオススメされているのが、フィジビリティ・スタディ(実施を前提とした試験導入、以下、フィジビリティ)です。特定の部門や部署をセレクトし、そこだけで3ヶ月程度、試験的に実施してみるのです。

そのためまず最初にやることは、実施するモデル部門の決定やルール、マニュアルの策定などです。いきなり全社導入してしまうと、どこかで不具合が出ることが目に見えているので、少しずつ準備&検討をして行く必要があるとのことです。

本社スタッフ部門でのフィジビリティ1

会社の規模などにもよりますが、まずフィジビリティを実施する部門は、本社スタッフや人事部などの1on1を推進するチームがオススメとのこと。

ここでは、「仮説作り」を目的として、現状のルールやマニュアルが抱えている課題や、実際に運用してみて出てきた課題などを洗い出します。

また加えて、上司と部下の双方にアンケートを実施することで、今後の対策が見えやすくなるそうです。

ライン部門でのフィジビリティ2

本社スタッフや人事部などで策定したルールやマニュアルが完成したら、それ以外の部署の中から、1on1を導入するためのスタッフを選びます。

そして、「仮説の検証」を行って、この後の、全社導入へと繋げていくのです。

実際に1on1をやってみる人数が増えることで、今まで予想もしなかった課題が次々と浮かび上がってくる事例がたくさん紹介されていますので、いきなり全社導入することは見送ったほうが良さそうだとわかります。

全社導入と運用体制の確立

何度も仮説の検証を行ってから、ようやく全社導入が始まります。

このタイミングで大事なのが、全社員での集会とのこと。それは現実的に難しい場合は、次の点は、最低限、全社員に伝えてもらいたいと言われています。

  • プロジェクト・オーナー(社長、役員、事業部長クラス)による1on1への思い
  • プロジェクトの経過報告、マニュアル概要の説明
  • ユーザーの声(フィジビリティを実施した上司、部下からの声)
  • 今後の予定 など

ただ注意点としては、全社導入して終わりというわけではないこと。きっと、実践する人が増えれば増えるだけ、トラブルも挙がってくることでしょう。

全社導入してからも、フォローアップをして、自社に馴染むルールやマニュアル作りは忘れないようにしてくださいね。

上司に読んでもらいたい

僕は、「部下」という立場で本書を読みましたが、何度も「上司に読んでもらいたい」というポイントが出てきました。

いきなり1on1を全社導入することは、かなり厳しいのは分かります。けどしかし、1on1導入の方法やメリットを上司が知ってくれさえすれば、きっと、普段のコミュニケーションが変わってくると思うのです。

上司も部下も、今までと違った関係性になることができる気がしてなりません。お互いに楽しく仕事をするために、1on1の存在を知ってもらいたいです。

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この記事を書いた人

ぞの

こんにちは、"ぞの(@z02n05)"です。会社員をしながら、ブログ執筆やPoints of Youコーチングなどの活動をしています。当サイトでは、「人生ネタだらけ」をモットーに、リアルな体験談を記事にしています。仕事が忙しい方や人間関係に悩む方に、よく読んでいただいてます。