【正直話すことがない】上司と1on1ミーティングのとき、ゆとり世代の部下が思うこと
上司と1on1ミーティングをやることになったとき、ゆとり世代の部下が思うことを紹介します。
個人的には、1on1ミーティングが導入されると、職場でのコミュニケーションが円滑になることが予想されるので賛成派です。
けどしかし、いざ本気で導入されることになったら、少なからず抵抗を感じることは間違いないでしょう。最大の理由は、今までに上司に話を聴いてもらった経験がないので、信頼して話すことができないから。
なので、これから1on1ミーティングを導入しようとしている会社や人事部、上司の方は、導入するときに、部下はこう思っていることを念頭に考えてくださいね。たぶん、僕と同じくゆとり世代の部下たちは、同じように感じるはずですよ。
ではもっと詳しく、ゆとり世代の部下が思うことをお伝えしますね。
1on1ミーティングとは何か?
1on1ミーティングとは、IT企業が集まるシリコンバレーを中心に、多くの企業が実施されているものです。日本では、ヤフーなどの有名企業が、次々と導入を進めているようです。
1on1ミーティングとは、
「上司と部下の間で、週1回〜月1回、30分〜1時間程度、用事がなくても定期的に行う1対1の対話」のことです。
参照:任せるリーダーが実践している 1on1の技術
期待される効果は、会社と社員のエンゲージメント(絆・愛着)を高められることです。これにより、会社は業績を向上させることができますし、社員は仕事が楽しくなることでしょう。
そのため、我が社ではまだ導入されていませんので、できたら早めに導入してもらいたいと思っています。きっと、経営幹部や人事部、上司との意思疎通が円滑になるはずです。
ゆとり世代の部下が思うこと5つ
1on1ミーティングの導入には、賛成派の僕ですが、いざ本気で導入されることになったら、少なからず抵抗を感じる気がしています。
というのも、今まで上司と向き合って話したことはありませんし、親身になって話を聞いてくれるイメージがないからです。それでいて、何を話せばいいのか分かりませんし、上司の心中も察してしまうからです。
おそらくこのことは、僕と同じくゆとり世代の部下たちの多くが思うこと。
これから「1on1ミーティングをやることになったとき、ゆとり世代の部下が思うこと」を5つ紹介しますので、1on1ミーティングを導入するときの参考にしてみてください。
そんな時間があるなら早く帰りたい
1on1ミーティングは、就業時間中に行うことがルールです。けどしかし、「ぶっちゃけ1on1ミーティングをしている時間に、溜まっている仕事を片付けて早く帰宅したい」と感じてしまいそうです。
他の仕事を止めてまで、1on1ミーティングをやる意義を、しっかりと固めてから導入してもらいたいですね。
機嫌を損ねないように顔色を伺っていると話すことがない
いざ1on1ミーティングを始めたとしても、たぶん、上司に気を使った話しかできないと思います。ゆとり世代は、自由奔放に生きているように見えて、かなり相手に気を使っているのです。
そうなると、せっかくの1on1ミーティングでも話すことがなくなってしまいます。
これからの関係性に影響が出そうだな
また、1on1ミーティングを行ったことで、これからの関係性が悪化しないかが心配です。今までと対応のされ方が変わったりしたら、同僚から「1on1ミーティングで何かあったのか?」と思われることが、よく思わない人が多くいるはずです。
いきなり親密になったり、逆にヨソヨソしくなったりと、急に態度を変えないようにしてもらいたいですね。
話を聞いてくれるといいつつ、こちらが聞かなきゃいけないんだろ
ぶっちゃけると、上司が自分の話を聞いてくれる気がしていません。上司:部下=3:7くらいの会話量が理想とされていますが、僕の予想では、上司:部下=8:2くらいになるのが現実だと思います。
形式的な質問や上司の思いなどを聞かされるのがオチなんだろ。そう思って、1on1ミーティングに挑むことになりそうです。
飲み会の席でネタにされないような話をしなきゃ
本音を話したら、飲み会の席でのネタにされないか心配でもあります。
1on1ミーティングで話した内容は、人事査定などに無関係であること、口外しないしないことが重要です。けどしかし、日頃の上司の態度を見ていると…
とても本音を話す気にはなれません。
上司へ、1on1ミーティングをやるときは、部下に寄り添ってくださいね
1on1ミーティング自体は、とってもいい取り組みだと思います。職場でのコミュニケーションが円滑に慣れば、会社も社員も幸せになる未来が描けます。
けどしかし、いざ導入が決まったら、ゆとり世代である僕は、抵抗を感じてしまうことは事実。
最大の理由は、今まで上司に話を聞いてもらった経験がないからです。話した内容を評価されたり、上司自身の話にすり替えられたりした記憶があるので、1on1ミーティングをやるのに抵抗を感じてしまいます。
なので上司であるあなたは、この記事で挙げたようなことを、ゆとり世代の部下は考えているということ前提で、1on1ミーティングを実施してくださいね。
ポイントは、我慢強く部下に寄り添ってあげること。全力で傾聴してくださいね。
以下の記事で20代の部下がどういうときに「仕事をしたくない」と思うかについて書きました。部下の気持ちを理解するのに役に立つかもしれません。