【7つの習慣】刺激と反応の間にある「選択の自由」とは – 人間たらしめる4つの能力
不朽の名著「7つの習慣」で取り上げられている名言
について紹介します。
僕は、この言葉が非常に好きで、人生の壁にぶつかったときも上手くことが進んでいるときも、片時も忘れることはありません。
なぜなら、「選択の自由」を感じるときにこそ、人間らしく生きていることを実感することができるからです。
また、自らの意志で生きていることを実感することができるからでもあります。
僕にとって、
- 人間であること
- 命を感じること
を味わうことができたときに、非常に大きな喜びを感じるのです。
そのため、
という言葉が、非常に好きなのです。
この記事では、あなたにもこの名言を気に入っていただきたいので、どういった意味があるのかについて詳しくお伝えしていきます。
ふとした瞬間に思い出すだけで、主体性を取り戻すことができる素晴らしい言葉なので、ぜひ続きをチェックしてみてください。
刺激と反応の間にある「選択の自由」とは
刺激と反応の間にある「選択の自由」とは、第1の習慣「主体的である」に書かれてある一節です。
ナチスドイツの強制収容所で生活していたオーストリアの精神科医 ヴィクトール・フランクル氏が見出したもの。
この強制収容所での経験から、
何が起ころうとも、それが自分に与える影響を自分自身の中で選択することができたのだ。
という大発見をしたのです。
ナチスの兵士たちによって、小さな独房に入れられ、身体を拘束されるような状況になったとしても、自らを観察者としてみることができたのだそう。
人間だけが授かることができた4つの能力を発揮させることによって、
という基本原則を見つけることができたのです。
僕なりに、「選択の自由」を発揮していると感じる場面を紹介すると、
例えば、職場でお客さんや上司に怒られてしまった場面を想像してみてください。(刺激)
怒られたときに、あなたは、涙を流してしまったとしましょう。(反応)
この場合には、刺激と反応の間に、隙間が何もない状態です。
そこで、「選択の自由」を発揮すると、怒られてしまっても、
と考えて、自分の行動を見つめ直すことができます。
そして、すぐに涙を流すのではく、あなたが最適だと思う行動を選択できるというわけです。
この能力は、人間にしか持ち得なかった4つの能力を活用しているからこそできること。
人間たらしめる4つの能力とは
自覚
人間だけが授かることができた4つの能力の一つ目は、「自覚」です。
自らを自らだと客観的に見つめる能力。
鏡をみて自分のことを自分だと理解することができる能力ともいえるでしょう。
想像
二つ目は、「想像力」です。
現実には起こっていない状況を、頭の中に生み出すことができる能力です。
僕たちは、どんな時でも、頭の中にイメージが溢れていますよね。
良心
三つ目は、「良心」です。
善悪を区別して、自分の行動を原則に則ったものかを判断する能力のことです。
どんな極悪人にだって、良心は必ず存在しています。
意志
四つ目は、「意志」です。
周囲の影響に縛られずに、自覚に基づいて行動する能力です。
物事を「選択」するために、最も重要な能力です。
人間だけが「選択の自由」を発揮できる
紹介してきました通り、「選択の自由」は、この世で人間だけが発揮することができる能力です。
強制収容所で生活しているときにも発揮することができるのだから、僕たちの日常生活で発揮することはワケありませんよね。
あらゆる出来事に対して、すべては自らが自由に選択していることを自覚できれば、主体的な素晴らしい人生を手に入れたのも同然。
人生の壁にぶつかったときも上手くことが進んでいるときも、
を思い出すことで、あなたらしい人生を歩むことができるようになります。
これを機会に、絶対に覚えてくださいね。