【感想】39歳からのシン教養 by 成毛眞さん〜なんでもウィキペディアに聞け〜
勉強が嫌なら、本書を読むな。
こんな強烈な言葉から始まるメチャクチャ面白い本に出会ったのでご紹介します。
多分この本に興味を持った人は、日頃から、勉強をしている社会人ですよね。
そんな人には、本書は、絶対に読むべき一冊です。
学校で教わったことがないし、ネット上にも紹介されていない、”いま”の教養の身に付け方が紹介されているからです。
仕事や家庭で忙しい中でもインプットするには、効率化が必要不可欠。
僕自身、本書の内容を実践しはじめてから、インプットの効率性が爆上げしたように感じています。
この記事では、本書でどのようなことが紹介されているかの一部をお伝えしていきます。
もっと読みたいと思った時には、速攻で、本書をポチってくださいね。
なんでもウィキペディアに聞く
この本を読んで一番衝撃を受けたことは、
ウィキペディアは、現時点で「最強の学習ツール」だ。
と、断言されていることです。
僕は正直、「ウィキペディアは参考にはなるけど、所詮、素人が面白半分で書いている程度のもの」くらいにしか思っていませんでした。
しかし本書によると、日本語版ウィキペディアは、5万人も編集していて、1つの事象につき100人がかりでチェックされているよう。
そしてまた、新聞や本とは違って、情報の鮮度が非常に高く、常に正確で最新のものにアップデートされているとのこと。
何より、いつも質の高い情報をアウトプットしている成毛眞さんが、ここまで重要視していることに衝撃を受けました。
こんな衝撃を受けてからすぐに、ウィキペディアを使い倒している僕ですが、確かに情報の網羅性や正確性が高いことに気が付きました。
友人が最近旅行に行ったといっていた「軍艦島」や、最近行われた「参議院議員通常選挙」のことを調べてみて実感しました。
“いま”は、本当にウィキペディアに頼れば、一定以上の教養を身につけられそうです。
やってはいけない勉強法が非常識
もう一つ、本書を読んで衝撃だったことは、やってはいけない勉強法として書かれていた部分です。
1. 入門書を買う
2. 新聞・テレビだけしか見ない
3. 書いてあることをメモする
4. 復習する
5. 1日何時間も勉強する
6. ジャーナリズム性の高い記事を読む
7. セミナーや勉強会に参加する
みなさんが常識だと思っていた勉強法は、1つや2つだけではないですよね。
勉強法については、今までの人生経験から、自分に合った勉強法ということで、変化させる対象から外されてきました。
まずは入門書を読んで、問題集をやって、復習して、というようなのが僕のやり方です。
しかし、時代に合わせて勉強法ですら変化させなければ、生産性という観点からは時代遅れになってしまいますね。
まとめ
本書は、忙しい社会人に向けて書かれた、最新の教養の身に付け方がわかる本です。
オンラインサロンに加入していたり、NewsPicksやDラボを活用している人には、絶対に刺さる一冊です。
教養を身につけようと思ったときに、学生時代にやっていた勉強法では、非効率です。
ウィキペディアをはじめ、優れた勉強法が、世の中に溢れています。
もっと教養を身につけて、社会人としてのレベルを上げたい方は、ぜひ読んでみてください。