【大公開】Notionでの週次レビューのやり方を解説
タスクシュート認定トレーナーの”ぞの(@z02n05)”です。
先日公開した「Notionでの日次レビューのやり方」の記事は、非常にたくさんの方に読んでいただいております。
その記事の中でも、何度も取り上げましたが、週次レビューのことも紹介させてください。
日次レビューと週次レビューは、パートナーのような関係です。
2つ揃うことで、非常にパワフルな威力を発揮してくれます。
しかも、週次レビューにNotionを使うことで、さらにパワーアップさせることができます。
日次レビューでも言いましたが、データベースという考え方が、やっぱり最強だからです。
この記事では、実際に僕が毎週やっている週次レビューのことを詳しく紹介していきますので、あなたの生活に取り入れてみてくださいね。
週次レビューをする目的
週次レビューを行うことの最大の目的は、自分が進んでいる方向を確認するためです。
日次レビューでは、1日をレビューするのに対し、週次レビューでは1週間全体をレビューすることになります。
そのため、日次レビューよりも、俯瞰的に自分自身のこと見ることができるようになります。
名著「7つの習慣」で言われる「ハシゴのかけ間違い」を防ぐためとも言うことができます。
毎日を一生懸命に生きることは当たり前ですが、気が付いた時に、望んでいないゴールに辿り着いていては楽しくありません。
東北を目指して出発したのに、関西方面に辿り着いてしまっては、本来、望んでいた結果とは違いますよね。
だから、僕たちは、カーナビやGoogle Mapsを使って旅に出るわけですが、週次レビューは、ルート案内と同じ役割を担ってくれるというわけです。
週次レビューはNotionとの相性がバツグン
Notionでの週次レビューがいい理由は、やはりデータベースという考え方があるからです。
日次レビューで記録したデータが、集計されてみることができることが気持ち良すぎます。
Notionを使ったことがない人にとっては、わかりにくい感覚かと思いますが、使ってみると感動してもらえるはず。
ほぼ自動で、睡眠時間の平均値を出すことができたり、筋トレを実行した回数の集計ができたりできるので、自分を成長させていきたい人にとっては、最高のツールです。
Notionでの週次レビューを徹底解説
では次に、実際にどんな項目を週次レビューしているのかを解説していきますね。
僕の週次レビューは、毎週土曜日の午前中に行います。
実行時間は、だいたい25分です。
大まかな流れとしては、このような手順を踏んでいきます。
- 翌週の週次レビューのページを作成する。
- 翌週の日次レビューのページを作成する。
- 作成した週次レビューと日次レビューのページを「Relation」で関連付ける。
- 週次レビューに「注力ポイント」を入力する。
- 毎日、日次レビューを実行する。
- 1週間分の日次レビューが完了したら、週次レビューのページに自動計算された数値を確認し、週次レビューを行う。
ここまでやって、また「1. 翌週の週次レビューのページを作成する。」に戻ります。
では、実際に、週次レビューで、どんな項目を確認しているのかを紹介しますね。
基本情報
まず最初に、翌週の週次レビューのページを作成するところから開始します。
「Date」には、開始日から終了日までの1週間を選びます。
なお、「This Week」となっている部分には、すべてのレビューが完了したときに、映画のタイトルのようなタイトルをつけます。
僕は、「四国に旅行へ行ったり仕事で失敗してしまった週」みたいにすることが多いです。
注力ポイント
次に、翌週に注力するポイントを考えます。
「Weekly Focus」では、集中して実行していきたい事柄を入力します。
例えば、「ブログをカスタマイズする」「ライフプランを策定する」「旅行を計画する」というような、ゴールがあるもの、完了することができるものを設定します。
次の「Weekly Habit」では、育てていきたい習慣を入力します。
僕の場合だと、「読書をする」「ブログ記事を書く」「中小企業診断士の勉強をする」などが当てはまります。
ここまで入力することができたら、「Daily Journals」で日次レビューとRelation連携します。
これをしておくと、日次レビューのページで、注力ポイントが表示されるようになるので、目標を設定したけど、実行することを忘れてしまう問題を防ぎやすくなります。
そしてまた、日次レビューの結果を、週次レビューで集計できるようになるので、毎日のレビューがめちゃくちゃ楽しくなります。
いわば、これがやりたくてNotionを使っているといっても過言ではないです。
行動レビュー
日次レビューと週次レビューを連携しているおかげで、これ以下の項目は、ほぼ自動で集計されていきます。
- Place:行った場所(図書館やカフェなど)
- Event:イベント(ミーティングや飲み会など)
- Tasks:タスク(実行中のプロジェクトに関連するタスク)
行動レビューを振り返ることで、走馬灯のように1週間の出来事を思い出せるのがお気に入りです。
時間レビュー
この項目は、日次レビューにない項目です。
「Work Time List」では、別ページで、1週間の「労働時間」を記録したものを表示しています。
「QⅡ Time」でも、別ページで記録した「1週間で第2領域を実行することができた時間」を記録しています。
どちらもTaskChute Cloudのレビュー機能を見て、数字を拾ってきています。
これをレビューする理由は、「やる気」の有無は、この2点に影響を受けるためです。
労働時間が普段よりも多いと、どっとした疲労感を感じていることが多いですし、第2領域の時間が少ないと、「何のために生きてるんだろう」みたいなことを感じていることがあります。
逆に、労働時間が少ないときは、必然的に第2領域の時間が多くなるので、ものすんごく「やる気」に満ちています。
だから僕は、この2点のバランスを週次レビューでチェックするようにしています。
ヘルスケア
ヘルスケアに関するレビューは、すべて日次レビューからの集約です。
「HIIT」は、かなりハードな運動のことですが、実行した回数が自動で表示されるようにしています。
「Push UP」は、毎日腕立て伏せをやっているので、1日平均で何回行えたのかを計算されるようにしています。
「Pomodoro」は、ポモドーロテクニックを使って勉強した回数を集計しています。
「Sleeping hours」 「Deep Sleep」「Power nap」は、すべて睡眠の記録で、1日平均でどれだけ眠ったのかを集計しています。
僕の身体の健康状態は、ほぼヘルスケアに関するレビューを見たら計測することができます。
例えば、HIITの実行回数が3回以上だと、ものすんごく体が軽いと感じますし、睡眠時間の合計が1日7時間以上だと、絶好調な状態になります。
特に睡眠に関しては、週次レビューを行うことによって、体調の良し悪しがわかるようになったポイントです。
ある1日は5時間睡眠だったとしても、翌日と翌々日に8時間睡眠をすると、たいてい好調になることが分かりました。
僕にとって大事なのは、ある1日ではなく、1週間の平均値だったのです。
役割評価
僕は、自分自身に課された役割を、次の5つだと定義しています。
- 主人公
- 仕事人
- 家族
- 健康人
- 普通人
これらの項目に対して、日次レビューで5段階評価をしているので、週次レビューでは、平均値が表示されるように設定しています。
ミッションステートメントとして役割を明文化している項目でもあるので、日々、高評価になるように行動していくことを意識しています。
自由筆記
週次レビューの最後の項目は、自由筆記するようにしています。
ここまでのレビューを見返して、次の4つについて、気が付いたことを書き出します。
- 今週の発見
- これからも続けること
- やめた方がいいこと
- 新しく始めたいこと
この項目を書き出すことで、新しい目標を見つけることができたり、実行しているプロジェクトの方向性を正すことができたりできます。
そしてまた、別で管理している「教訓リスト」への転記をするのもこのタイミングです。
まとめ
言葉で説明すると、非常に複雑でめんどくさそうなことをしているように思われがちですが、必要な時間は、25分くらいです。
やってみると、かなり多くの気付きがあるので、本気でやれば1時間だって平気でやれちゃいます。
僕の場合は、ここまで紹介してきた週次レビューで方向性を見極めて、毎日の日次レビューで調子をキープするというようなイメージです。
そして、どちらを行うにも、TaskChute Cloudがベースになっていることは、忘れてはいけません。
TaskChute Cloudは、やりたいことを実行するためのバイブル的な存在です。
- 週次レビュー:監督
- 日次レビュー:コーチ
- TaskChute Cloud:プレイヤー
このような立ち位置でしょうか。
もしもっと詳しく聞きたいとのことでしたら、こちらの個人セッションよりご連絡ください。
実際のレビュー画面をお見せしたりあなたにあったレビューを提案いたします。
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