【要約まとめ】要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑 by F太さん、小鳥遊さん〜仕事がしんどいと感じている人にオススメ〜
F太さん、小鳥遊さんの共著「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」の要約まとめを紹介します。
本書は、自分のことを仕事ができない人間だと悩んでいる人にオススメです。
みんなと同じように仕事をして、「ここにいていいんだ」と感じられるようになる方法を知ることができます。
仕事ができないと悩んでいたお二人の体験談をもとに、全部で80もの仕事術が解説されています。
文字を読むことが苦手な人でも読みやすいように、イラストがあったり、行間が広かったりと、読みやすくする工夫もされている本です。
では早速、「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」についてお伝えしていきますね。
仕事ができないと悩む人は、「手順書」がオススメ
本書では、仕事ができるようになるためには、手順書を作ることがオススメされています。
手順書があれば、
- 段取り良く仕事が進められる
- 仕事に優先順位を付けられる
- 先送りをなくすことができる
- ケアレスミスや物忘れを減らせる
- 集中力がアップする
- 整理整頓ができる
- コミュニケーションが上手になる
などなど、本当に多くの効果が期待できます。
個人的には、手順書があることによって、これからどんな仕事が待ち受けているのかを事前に把握できることが、とっても大きい効果だと思います。
これから何をやればいいのかわからない状態だと、頭がちょっとしたパニックを起こしてしまって、失敗の原因になってしまいますものね。
ではここからは、実際の手順書の作り方を紹介していきます。
手順書の作り方
仕事に名前をつけて書き出す
まず最初にやることは、仕事に名前をつけることです。
例えば、
- 見積もりをもらう
- メール・電話する
- 文書を作る
など、やることに名前をつけてください。
こうして名前をつけて、手順書に書き出すだけでも、だいぶ頭がスッキリするのでオススメです。
なお、この名前のことを「タスク」と言います。
タスクの手順を書き出す
次に、仕事が完了までのタスクをすべて書き出してみます。
過不足があっても、間違っていても大丈夫です。
例えば、「メール・電話する」という仕事だったら、
- メールアドレス・電話番号を確認する
- 問い合わせる内容を考える
- 文章を作成する
- 送信・発信ボタンを押す
という具合です。
「誰」がやるべきなのかを明確にする
一連の手順を書き出したら、誰がやるタスクなのかを確認しましょう。
すべてあなたがやるべきなのか、上司や同僚に任せるべきなのか、
それとも、取引先がやるべきことなのかを、手順書に書き加えます。
仮の締切日を入れる
仕事には必ず期限が存在するので、手順書にも締切日を書き入れましょう。
ポイントは、自分なりの日付や時間で大丈夫だということ。
自分に優しめにして、
締切を守れる自分
を目指しましょう。
最初の手順にだけ注目する
あらゆる仕事の手順書を作成したら、その量に圧倒されてしまうかもしれません。
なので、「最初の手順だけ」見るようにしましょう。
ズラッとやるべきタスクが並んでいたら、取り組む気力も無くなってしまいますからね。
次に何をやるのかだけに注目することがポイントです。
まとめ
ここまで、本書の基本である「手順書」に絞って紹介してきました。
なんとなくでも、仕事ができる自分がイメージできましたか?
本書では、この手順書をベースとした仕事術について、
- 段取り
- 優先順位
- 先送り
- ケアレスミス、物忘れ
- 集中力
- 整理、片付け
- コミュニケーション
- メンタル
- メモ、メール
など、仕事で出くわす場面ごとに、解説してくれています。
自分のことを仕事ができない人間だと悩んでいる人にオススメです。
ぜひ、読んで実践してみてください。