【要約まとめ】どこでもできるはじめての瞑想 by宝彩有菜さん〜瞑想初心者が最初に読むべきオススメ本〜
瞑想家、エッセイストとして活躍されている宝彩有菜さん著「どこでもできるはじめての瞑想」について紹介します。
本書は、これから瞑想を始めようと思ったばかりの人にオススメです。瞑想というと、なんとなくイメージではどんなことをやっているのか分かりますが、学んだことがないとよく分かりませんよね。
本書を読めば、瞑想とはどんなものか分かりますし、効果が如何なものかも知ることができます。また、家事をしながらですとか、お風呂の中、仕事の合間など、さまざまな場面で瞑想を使うことができると学ぶことができます。
では早速、宝彩有菜さん著「どこでもできるはじめての瞑想」について紹介しますね。
「どこでもできるはじめての瞑想」概要・目次
「瞑想」と聞くと、どんなイメージを抱きますか?山に篭ったり静かな場所を使ったりして、目を閉じてじっとしているといったところでしょうか。
しかし、著者である宝彩有菜さんは、瞑想について、このように言われています。
瞑想は、古代から伝わる科学的な「頭の整理術」です。頭のなかをクリーンにするためのノウハウで、合理的かつ簡単な作業で、日常の少しの時間やスキマ時間で、どこでもできます。
本書は、やや分かりにくい瞑想について、優しい言葉で全般的に解説されています。そのため読みきった時には、瞑想についての知識が身に付いているでしょうし、意外と身近なものであると知ることができるはずです。
これから瞑想を始めようとしている人にオススメなので、チェックしてみてください。
<どこでもできるはじめての瞑想 目次>
第1章 瞑想で「ココロ」と「カラダ」と「頭」をリフレッシュしよう
第2章 瞑想の基本をマスターしよう
第3章 いつでも、どこでも瞑想しよう 起床から就寝まで―日常のシチュエーション別瞑想法
瞑想のキホン
瞑想とは
瞑想は、座禅を組んで、「無」の状態でいることだと思っていました。このイメージは、概ね間違っていません。本書によると、次のように言われています。
瞑想とは、「目を閉じてなにも考えないこと」です。そして、その目的は、「雑念の整理整頓」です。では、なぜそのように整理整頓するのかといえば、頭をより調子よく働かせるためです。
元々は、古代インドで心身を鍛えるための技術として発展したとのこと。そして聞いたことがあるかもしれませんが、完成させたのは、後のブッダとなるシャカではないかと宝彩有菜さんは言われています。
ただ少し注意点ですが、心身を鍛えるために始まった瞑想ですが、決して苦しんでやる必要はありません。気軽に始めて大丈夫なので、安心してくださいね。
瞑想の効果
瞑想の効果は、とにかくたくさんあります。頭がスッキリした感覚を得られるので、自分の内面が強くなった感じがするはずです。
例えば、グルグルと頭を働かせて悩んでいたことがなくなったり、イライラした気持ちを解消できたりもします。また、睡眠が深くなったり、集中力や洞察力だって上がることが期待できます。
瞑想を行えば、心が穏やかになって、生活の質が上がる効果がありそうです。僕自身、日常的に瞑想をしているのですが、気持ちの波が穏やかになった感覚がしています。
瞑想のやり方
では一体、瞑想は、どのようにして行えばいいのでしょうか。本書では、「集中」「気付き」「棚上げ」の3つのポイントが大切だと言われています。
「集中」は、心の中で、マントラ(一種の定型句のこと)を唱えることに集中すること。そして、頭の中で考え事が始まったことに「気付」くこと。そして最後に、この考えを後回したり止めたりする「棚上げ」をします。
このように、「集中」「気付き」「棚上げ」を繰り返すことで、「思考の種」を効率よく片付けることができるとのことです。そして、なにも出てこなくなるまで片付けると、「無思考」になります。これが、瞑想というものです。
瞑想をやってみよう
「無思考」になることって、眠っているとき以外にありますか?僕は、普通に生活していたら、まったくありません。いつも、頭の中でゴチャゴチャと考え事をしています。
しかし、瞑想を行えば、「無思考」を手に入れることができそうですね。「集中」「気付き」「棚上げ」を繰り返すことは、最初のうちは難しい気がしています。けどしかし、慣れれば早く瞑想状態に入ることができるはずです。
瞑想を行う効果は、とても大きいので、ぜひ試しにやってみてください。