【要約まとめ】一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書 by 鈴木 祐 さん〜生涯健康でいるための科学的な方法〜
鈴木 祐 さん著「一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書」を読んだのでご紹介します。
本書に書いてあることを実践すれば、「生涯健康でいられるだろう」と思える内容です。
健康でいるための主なトピックは、この3つです。
- 食う
- 寝る
- 動く
健康に興味がない人でも、知ってるような当たり前のことですよね。
ただ、この当たり前ができていない、やり方が間違っている人が、どれだけいることか・・・
本書では、100を超える論文から、現代で最も正しいと思われるダイエット法が紹介されています。
僕も、本書の内容に近いことを実践し続けてますが、落ちなかった体脂肪が、みるみる落ちてます。
毎日、体重計に乗ることが、一つの趣味と化しています。
実践するのは、初めのうちは大変かもしれませんが、継続すれば何かしらの効果を得られるはず。
ダイエットしたいけど失敗ばかりしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
では早速、鈴木 祐 さん著「一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書」についてお伝えしていきますね。
食べること
よくあるダイエット法では、食事制限が言われるところですよね。
そして実際に食事制限をすると、痩せることができるのですが、とにかく辛いし、食事制限をやめた途端にリバウンドしてしまいがち。
これではもちろん、一生使えるダイエット法とは言えません。
そこで本書では、実践編・初級として「加工食品を減らす」ことが言われています。
加工食品を食べないだけでも、ある程度は、適正体重におさまっていくとのこと。
加工食品そのものが体に害を与えるわけではないのですが、つい、食べ過ぎてしまうように作られているのが加工食品なのです。
なお、ここでいう加工食品とは、ケーキやポテチ、ゼリー、カップ麺、冷凍食品やフォストフードなど。
あなたは、日頃、このようなものを口にしていませんか。
また、最近流行っていますが、プチ断食もダイエットに有効です。
1日のうち、16時間は何も食べない時間を作る方法です。
僕の場合は、晩ごはんを20時までに終えるようにして、朝食を抜きにしています。
これを実践し始めてから、ものすごい勢いで体脂肪が落ちていきました。
詳しいやり方は、本書にありますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、「「空腹」こそ最強のクスリ」でも詳しく紹介されていますので、こちらも読んでみることをお勧めします。
眠ること
眠ることも、ダイエットに大きな影響を与えます。
2004年に行われた研究では、睡眠時間が7時間よりも少ない人は、8時間睡眠の人より、8倍も肥満になりやすかったとのこと。
では一体、どのような対策が有効なのでしょうか。
本書では、次の4つのポイントを紹介してくれています。
- 光のコントロール
- 日中の運動量
- ストレスホルモン
- 睡眠環境
このうち、今日の夜からできることは、光のコントロールと睡眠環境かと思います。
光のコントロールでは、iPhoneやMacの「Night Shift」モードで、20時くらいから画面を暗くすること。
また、「f.lix」アプリを入れて、目の疲れを軽減すること。
いずれにせよ、夜にブルーライトを浴びてしまうことが、睡眠にとって有害なので、避けた方が良さそうです。
ちなみに、驚いたのが、PCメガネでは、ほとんど睡眠の質を上げることはできないということ。
まだ、登場したばかりの商品だからかもしれませんが、このことには驚きましたね。
睡眠環境というポイントでは、なるべく自然な環境のもとで眠ることが推奨されています。
例えば、次のようなことが挙げられます。
- ひとりではなく集団のなかで眠る
- たき火や鳥の声などの環境音が豊富
- かなり硬い寝床を使う
- 光とともに起きる
僕はこれを受けて、YouTubeで「夜 自然音」でヒットした音を聞いてから眠るようにしました。
今までもぐっすり眠れていたのですが、なんとなく気持ちが落ち着きやすくなった感じがします。
眠りに課題のある人は、本書にさまざまな手法が紹介されているので、ぜひお試しください。
動くこと
ダイエットに運動は必須と思われていると思いますが、本書では、こう言われています。
“痩せるための運動”をしてはいけない
その理由は、運動だけで消費されるカロリーは、消費カロリー全体の30%にも満たないため、食事を改善しない限り体脂肪を減らすのは不可能だからです。
なので、痩せるために運動を頑張っても、全然変化が現れないままに、挫折してしまうわけです。
では一体、なんのために運動は必要なのかというと、次の3つのことが挙げられています。
- 若返り
- メンタルの改善
- 頭を良くする
そして、ここでいう運動とは、「NEAT」という考え方。
日常生活で消費されるカロリーの合計を意味しています。
つまり、掃除したり洗濯したりといった生活の中で、なるべく動く量を増やすことが大切だということです。
また、ある程度、体脂肪が落ちてきたら、HIITなどの運動と組み合わせるのが最強です。
実際に僕も、日頃からスタンディングデスクを使ったり、タバタ式トレーニングを始めてから、落ちなかった脂肪がみるみる落ちていくようになりました。
今は、人生でもっとも体脂肪率が低い状態なのですが、このままどこまで落ちていくかが楽しみです。
まとめ
本書からは、生涯健康でいるための科学的な方法を学ぶことができます。
ここ一年くらい、本書にある食事や睡眠、運動を続けている僕的には、めちゃくちゃ効果があると実感しています。
はじめた当初は、キツくて挫けそうになることもありましたが、早い段階から効果がで始めるので、すぐに楽しくなってきました。
今まで何度もダイエットに失敗してきた方は、ぜひ、本書の内容を実践してみてください。