「早寝」の失敗がもたらす悲劇の8連鎖
「早寝」の失敗がもたらす悲劇の8連鎖について紹介します。
あなたは、「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺を知っていますか?次の話を読んでいただきたいのですが、要するに、ある事象が連鎖的に他の事象にも影響を及ばしていくことを言います。
風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増える。盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。猫が減るとねずみが増え、ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶということ。
by デジタル大辞泉の解説
「早寝」というのは、失敗すると連鎖的に悲劇をもたらす最たるものなのです。僕の場合は、早寝に失敗すると、8つの悲劇が起こり始めます。最終的には、文字通り何もできなくなるくらいに。
それくらいに「早寝」というのは、重要な習慣なのです。たかが早寝と舐めてはいけません。心理学ジャーナリスト 佐々木正悟さんは、著書「やめられなくなる、小さな習慣」の中で、習慣の要は、早寝であると言われています。
この記事を読んだ人には是非、早寝を習慣にしていただきたいものですから、早寝がもたらす悲劇の連鎖についてお伝えします。早寝の重要性に気が付いて、一緒に早く眠りましょう。
「早寝」の失敗がもたらす悲劇
集中力のゴールデンタイムが使えない
早寝に失敗すると、早起きにも失敗することになります。1度や2度なら、睡眠時間を削って早起きすることはできるでしょうが、体へ大きな負担を与えていることは間違いありません。だから、遅寝早起きは絶対にNGです。
早起きに失敗すると、まず朝の集中力のゴールデンタイムが使えなくなります。朝目覚めた瞬間は、頭がボーッとしていますが、顔を洗って目が覚めた瞬間から、集中力が最強になります。他のことに気を取られにくくなりますし、アイデアだってたくさん出て来やすくなるのです。
だから僕は、朝一番に最も重要なタスクを実行するようにしています。ただし、早起きができないとなると、このゴールデンタイムを使うことができません。
罪悪感を覚える
ゴールデンタイムが使えないとなると、僕は、罪悪感に苛まれます。なんと、勿体無いことをしたのか、と。
いや、だってそうでしょう。1日のうちに最も集中力が高まる時間帯を、出かける準備や通勤に使ってしまうことになるのです。本当だったら、ブログを書いたり、イベントを企画したりといった、クリエイティブなことに使いたいのです。
朝から忙しなさを感じる
早起きに失敗してしまうと、出かける準備をするのも、忙しなさを感じます。限られた時間で準備をして、出勤時間という決められたゴール地点までに職場へ潜り込まなければいけません。
もし、早寝早起きができていれば、時間に余裕を持って行動できていたはずなのに・・・。忙しないと気持ちに余裕がなくなってしまうので、よく忘れ物をしたり、失敗をしたりしやすいのです。だから、忙しなさを感じることが、すごく嫌です。
仕事に集中できなくなる
朝のゴールデンタイムを使えなかったし、罪悪感も抱え、さらにバタバタしながら職場へ到着することになるので、仕事中の集中力は低くなります。やる気も低めになってしまいます。出勤した瞬間から、帰宅してからのことを考えているなんてことは、よくある話です。
仕事後、めちゃくちゃ忙しくなる
職場から帰宅してからが、朝のゴールデンタイムを逃した僕の本番です。ブログを書いたり、Points of Youのセッションをしたり、好きなことに時間を使います。
けどしかし、食事などの家事もしなければいけないので、好きなことに使える時間は、限られています。これでは朝と同様に、忙しなさを感じて嫌な気持ちになってしまいます。
また早寝に失敗する
仕事後にめちゃくちゃ忙しいと、これまた早寝に失敗する原因となります。普段なら22時にベッドに入るようにTaskChute Cloudで24時間の予定を立てているのですが、どうやっても22時にタスクを終了できないのです。
読書をしたり、ブログを書いたりといった、毎日のルーチンをやっていると、余裕で23時くらいまでかかってしまう計算になります。早寝の失敗が、翌日の早寝の失敗に繋がってくるのです。
寝不足になる
こうして早寝の失敗を繰り返していくと、僕の場合は、寝不足が続きます。しっかりと睡眠時間を確保していても、どうも疲れが取れない感じがするのです。きっと、日中に忙しなさを感じているからでしょう。
何もできなくなる
そして最後には、何もできなくなります。何もできないというのは、文字通り何もできないということです。
大好きなブログも書く気が起きませんし、食事も作りたいと思いません。生命維持のために、必要最低限のことしかできなくなってしまうのです。
「早寝」は最重要な習慣である
「早寝」に失敗すれば、個人的にはいいことは一つも考えられません。その分、遅く起きれば睡眠時間は確保されますが、集中力たっぷりのゴールデンタイムは、出かける準備や通勤で使えなくなってしまいます。無理をして「早起き」を続けると、寝不足になってさらに自体は悪化してしまいます。
「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺が表すとおり、「早寝」は、あらゆる事象に影響を及ぼす要となる習慣なのです。逆に言えば、「早寝」を継続する習慣の最優先事項にしておけば、他の習慣にもいい影響を及ぼしてくれます。
だから僕は、21時30分以降にSNSを触るのを禁止したり、22時にベッドに入ると決めていたり、早寝のための習慣を続けています。しかし、たまに失敗して、眠る時間が遅くなることもあります。そんな時の翌日は、あらゆるタスクを諦めて、可能な限り早寝できるように努めています。人生諦めが肝心とは、早寝をするためにある言葉です。
とにかく「早寝」は、重要な習慣なので、つい夜更かししてしまう人は、生活を見直してみてくださいね。きっと、生活が劇的に変化するはずです。