【要約まとめ】人生の勝算 by前田祐二さん〜人生勝ち組になるために大切な3つのこと〜

【要約まとめ】人生の勝算 by前田祐二さん〜人生勝ち組になるために大切な3つのこと〜

株式会社SHOWROOM代表 前田裕二さん著「人生の勝算」の要約を紹介します。

本書は、人生そのものに勝算を持ちたい人にオススメです。8歳のときに母親を亡くし、10歳離れた兄と二人で生きてきた人生から、夢を掴むためのヒントを得ることができます。

小学生の頃から路上ライブでお金を稼ぎ、外資系証券会社 UBS証券、株式会社ディー・エヌ・エーを経て、株式会社SHOWROOMを経営する人生ストーリーは、僕の心を震わせるものがあります。人並み外れた情熱と努力がビシバシと伝わってきます。

特に、前田裕二さんが伝えたいことだと言っている「絆の大切さ」「努力の大切さ」「コンパスを持つことの大切さ」は、十分に伝わってきました。

では早速、前田裕二さん著「人生の勝算」について紹介しますね。

「人生の勝算」の概要・あらすじ

本書には、前田裕二さんの人生ストーリーが、赤裸々に書かれています。8歳のときに母親を亡くしてから、株式会社SHOWROOMを経営している今に至るまでに、経験してきたことや考えてきたことが公開されています。そして、本書を読むことで、手に取った人にこのようになってもらいたいと語られています。

世間との競争にとらわれずに、他でもない、自分の運命と真剣勝負で向き合って欲しい。人ではなく、運命に負けないでほしい。

運命に負けないためには、戦略が必要です。ただなんとなく生きてきては、勝負していないのと同じです。どうせ一度きりの人生なら、勝利を収めたいですよね。

では一体、どのようにしたら勝算を持つことができるのでしょうか。前田裕二さんは、次の3つのことが必要だと、繰り返し言われています。

  • 絆の大切さ
  • 努力の大切さ
  • コンパスを持つことの大切さ

ではここからは、この3つのことについて紹介していきますね。

ちなみに目次は以下のとおりです。

人生の勝算 目次

第1章 人は絆にお金を払う
第2章 SHOWROOMが作る新しいエンターテインメントのかたち
第3章 外資系銀行でも求められたのは「思いやり」
第4章 ニューヨーク奮闘記
第5章 SHOWROOM起業
第6章 SHOWROOMの未来

勝算を持つのに大切な3つのこと

それでは勝算を持つために大切な3つのことを、ひとつずつ詳しく解説していきます。

1.絆の大切さ

前田裕二さんは小学生の頃から、お金を稼ぐために路上ライブを行なっていました。始めた当初は、お金を払ってくれる人もいなければ、立ち止まって聞いてくれる人もいなかったと言います。

そこでまず、オリジナル曲ではなくカバー曲を歌うようにしてお客さんを引き付けるようにしました。次に、お客さんからリクエストを受け付けることにしたそうです。ただ、リクエストを聞いたところで、突然に歌えるようになるわけではありません。そこで、「1週間後までに歌えるようにしてくるので、また来てください」と約束を取り付けたそうです。

そして実際に、1週間後に聞きに来てくれた時に、リクエスト曲を歌うのです。そうすることで、お客さんとの絆が生まれます。だってもし小学生が、自分のために曲を練習してきてくれたとしたら、とても嬉しい気持ちになりますよね。もっと応援したいと思いますよね。

このように、人との繋がり、つまり「絆」が大切であるという話が、本書には何度も登場します。

2.努力の大切さ

外資系証券会社 UBS証券で働き始めた頃、なんと出社時間は4時30分〜5時頃だったそうです。当然、誰かから言われたからではなく、自分自身で考えたことです。

早朝出社して、資料の下調べや新聞の読み込み、海外マーケットの情報整理などをしていたそう。そして、マーケットが始まる頃(他の人が出社してくる頃)には、準備万端の状態で、がむしゃらに働いたそう。

正直、僕には聞いただけで「無理」となってしまいます。上司からの命令だったとしても、続けることはできないでしょう。しかし、これだけ努力をしていたら実力も身につきますし、周囲からの信頼も増すことでしょう。ここまでいかなくても、圧倒的に努力する大切さが必要なことは、よく理解できました。

3.コンパスを持つ大切さ

前田裕二さんは、SHOWROOMを、ライブ動画配信サービスの分野で、世界一にすると宣言しています。ソーシャルネットワークが流行しましたが、次は、ライブストリーミングの時代がやってくるという先見の明からです。確かに僕自身も、今まで動画コンテンツに興味がありませんでしたが、FacebookやTwitter、YouTubeなどで流れるLive動画を見ている時間が増えたように感じます。

こうして、未来を予測すること。目標を明確にすること。ピジョンを描くこと。これらを総称して、「コンパスを持つ」と表現されています。

コンパスを持っているからこそ、SHOWROOMで共に働く仲間たちからの、信頼を得ることができるのです。あなたの周りにいる信頼できるリーダーを想像してみてください。きっと、コンパスを持っているのではないでしょうか?逆に、信頼できない人というのは、コンパスを持っていないのではないでしょうか?

僕は、コンパスを持っている人を見ると、応援したくなりますし、魅了されてしまいます。だからこそ、自分もコンパスを持てるように努力が必要です。

具体的な方法は、前田裕二さん著「メモの魔力」に書いてありますので、こちらもチェックしてみてくださいね▼

情熱と努力で、誰でも人生の勝算を掴める

「夢を掴むことは難しい。」本書を読み終えるまで、こんな弱気な考えを持っていました。ただ今では、夢を掴むことは難しいかもしれないけど、できないことではないと確信を得ています。

前田裕二さんにできるのだから、僕にだってできるはず。勝算を持つために大切な3つのことを貫き、情熱と努力を傾け続けることが、夢を掴む方法です。

本書を読み終えると、きっと「自分も絶対にやってやる」という熱い気持ちになることができるはずです。

前田裕二さんの別著、メモの魔力もとてもおすすめです。要約を以下の記事にまとめました▼

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読まれています。

この記事を書いた人

ぞの

こんにちは、"ぞの(@z02n05)"です。会社員をしながら、ブログ執筆やPoints of Youコーチング、タスクシュート個人セッションなどの活動をしています。当サイトでは、「人生ネタだらけ」をモットーに、リアルな体験談を記事にしています。仕事が忙しい方や人間関係に悩む方に、よく読んでいただいてます。