小さな子どもたちと遊ぶことで得られるもの

パラソルと子どもたち

小さな子どもたちと遊ぶことで得られるものについて紹介します。

僕は独身で子どももいないのですが、先日、職場の同期の家に遊びにいった際に、1歳と3歳の子どもたちと遊ぶ機会がありました。もともと子どもと遊ぶのは大好きだったのですが、久々に遊んだら大きな気づきを得ることができました。

よく「子どもから学ぶことが多い」と、親になった友人から聞くことがありますが、彼らが言っている意味を理解した気がするのです。子どもの柔らかい発想力を感じて、自分自身の凝り固まった価値観に気がつけた感じがします。

では早速、小さな子どもたちと遊ぶことで得られるものについてお伝えしますね。

子どもと遊ぶことで得られるもの

自分の欲求に素直に生きていることを実感できる

小さな子どもたちと遊んだときに、真っ先に感じたことが、欲求に素直に生きているということでした。

お腹が減ったら不機嫌になったり、眠るなったらあからさまに元気が無くなったり。うまくできなかったら怒ったり、欲しいものがあれば全力で要求してきたり。

子どもたちには、遠慮だとか顔色をうかがうなんてことがないように感じました。

これって、多くの大人ができていないことですよね。社会的におかしいやつだと思われてしまわないかとか、上司の顔色をうかがったりだとか、当たり前のようにしてしまっていますよね。

子どもたちと遊んだことで、自分の欲求に素直に生きるとは如何なものかが分かりました。

相手の行動を正そうとすることが無駄だと分かる

子どもなので、当然のようにやってはいけないことをたくさんやらかします。

例えば、食べ物を投げ散らかしたり、モノを破壊したり。こんなとき、やってはダメだと教える必要がありますよね。ただ、教えるのが本当に難しいと実感しました。

ダメでしょ!と怒ったり、何故ダメなのか伝えたりしても、全く理解してもらえないのです。かといって、叩いたりして痛い目に遭わせるのも、きっと効果はないでしょう。

アドラー心理学について書かれた「嫌われる勇気」の、この一節を思い出しました。

「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない」
(中略)
本人の意向を無視して「変わること」を強要したところで、あとで強烈な反動がやってくるだけです。

固定観念に囚われた考え方に気が付ける

もう一つ、すごい学びになると感じたのが、自分自身がいかに固定観念に囚われた考え方をしているのかということ。

例えば、ヘリコプターが描かれた絵があったとします。僕的には、どこからどう見てもヘリコプターなので、「これはヘリコプターって言うんだよ」と教えてあげます。

けどしかし、子どもたちはヘリコプターを知らなかったので、「車が飛んでいる」と表現するわけです。これを聞いたときに僕は、「その発想はなかった」と唸りました。確かに、ヘリコプターの形って、自動車にタケコプターが付いているような感じですよね。

こういった自由な発想は、子どもならでは。いかに自分が、固定観念に囚われているかに気がつけた瞬間でした。どこか、僕が提供しているカードを使ったコーチング「Points of Youぽいんつおぶゆー」での頭の使い方に似ている感じもします。

子どもたちと遊ぶことは、新しい価値観に気付くチャンス

今回、久しぶりに子どもたちと遊んだことで、キラキラした新しい価値観に気が付くことができました。

一言で言ってしまえば、頭がカチカチだったことを実感したことが大きいです。もっと子どもたちのように、自由な発想、純粋な好奇心などを発揮することで、本来の人間らしい生き方を取り戻せるような気がしました。

子どもたちと遊ぶことは、失われ気持ちを見つけられるチャンスかもしれませんね。

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この記事を書いた人

ぞの

こんにちは、"ぞの(@z02n05)"です。会社員をしながら、ブログ執筆やPoints of Youコーチング、タスクシュート個人セッションなどの活動をしています。当サイトでは、「人生ネタだらけ」をモットーに、リアルな体験談を記事にしています。仕事が忙しい方や人間関係に悩む方に、よく読んでいただいてます。