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【要約まとめ】嫌われる勇気〜アドラー心理学の入門書!人間関係に悩む人が読むべき本〜

嫌われる勇気〜アドラー心理学の入門書!
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タスクシュート認定トレーナー/Points of Youコーチ
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こんにちは、"ぞの(@z02n05)"です。会社員をしながら、ブログ執筆やPoints of Youコーチング、タスクシュート個人セッションなどの活動をしています。当サイトでは、「人生ネタだらけ」をモットーに、リアルな体験談を記事にしています。仕事が忙しい方や人間関係に悩む方に、よく読んでいただいてます。
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岸見一郎さん、古賀史建さん著「嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え」の要約まとめを紹介します。

本書は、人間関係に悩むすべての人が読むべき本です。

アドラー心理学では、

すべての悩みは対人関係

だと断言されており、本書でも、どのように人間関係を築いていけばいいかについて解説されています。

アドラー心理学の第一人者である「哲人」と悩み多き「青年」の会話形式で書かれている本書は、間違いなく人間関係で悩んだことのあるあなたの心に響くものがあります。

200万部を超える大ベストセラーとなった理由は、多大なる共感と具体的な解決策が示されているからです。

この記事では、人間関係において重要なことが書かれてある本書から、りすぐった部分の要約をお伝えしていきます。

人間関係に悩むあなたには、この記事を読んでいただいた後に、実際に本書を手に取っていただきたいです。

では早速、紹介していきますね。

続編「幸せになる勇気」の要約まとめ記事も用意しているので、こちらから読んでいただけると嬉しいです。

▶︎▶︎▶︎オーディオブックで聴く

トラウマは存在しない

アドラー心理学では、トラウマを明確に否定しています。

トラウマというのは、「過去の〇〇という出来事によって、今も××ができない」というやつです。

例えば、「親に怒られたことが原因で、年上の人との会話がうまくできない」などが分かりやすいかと思います。

このような例の場合、アドラー心理学では、年上の人と会話をしたくないから、不安という感情を作り出していると考えます。

過去の「原因」ではなく、いまの「目的」

に注目するのです。

これを

目的論

と言います。

すべての人間は、今、抱えている目的のために、何か理由を作り出していると言われています。

すべての悩みは人間関係によるもの

個人的に、アドラー心理学での最も強烈だった考えは、

人間の悩みは、すべて対人関係である

と断言していることです。

孤独感を味わっていたり、仕事がうまくいかなかったり、自分の身なりが嫌いだったりと、たくさんの悩みを抱えているのが人間です。

一見すると、自分の問題のように思うかもしれませんが、悩みはすべて「他者」がいなければ生まれてこないのです。

アドラーはこう言います。

悩みを消し去るには、宇宙のなかにただひとりで生きるしかない

のだと。

他者の存在があるから、自分と他者を比較したり、優位に立とうとしたりして、悩みが生まれてくるのです。

他者の課題と自分の課題を切り分ける

人間関係の悩みを解消するために、

われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要がある

と言われています。

アドラー心理学で有名な、

課題の分離

という考えです。

自分の子どもが遊んでばかりしていて、親であるあなたが「勉強しなさい」と怒ったとしましょう。

これは、子どもである他者の課題に対して、土足で踏み込むような行為なのです。

子どもが遊ぶのか勉強するのかは、あくまで子どもの課題。

大切な子どものことを思っての発言だと思いますが、それは親であるあなたの欲求を満たすための行為なのです。

人間関係のゴールは「共同体感覚」

ここまで読んでいただいて、

じゃあ、どうやって人間関係を築いていけばいいのだろう?

と疑問に思われたことでしょう。

その疑問への答えは、

共同体感覚

という考え方にあります。

聞きなれない言葉ですし、本書の説明を読んでも理解しにくい考え方です。

どのような考えなのかを簡単に説明すると、

共同体、つまり他者に働きかけ、「わたしは誰かの役に立っている」と思えること。他者から「よい」と評価されるのではなく、自らの主観によって「わたしは他者に貢献できている」と思えること。そこではじめて、われわれは自らの価値を実感することができるのです。

相手から評価されたり、逆に、相手のことを評価することは、「縦の関係」にあたります。

そうではなく、相手も自分も同じだけの価値がある対等な人間だという「横の関係」を築いていくことで、人間関係は良好なものへと変化していきます。

組織で働いていると上司と部下という立場の違いは生じてしまいますが、存在レベルでは上司も部下も一人の人間としての価値は同じです。

だから、意識の上では常に対等な価値であることを認識して、接していくことが求められるのです。

「いま、ここ」を真剣に生きること

本書では、最後の章で、幸福とは何かについても語られています。

そこで、

幸福とは、貢献感である

と断言されています。

それも、他者からの「ありがとう」という感謝の気持ちによるものではなく、自分自身が「貢献できている」 と感じられていることが重要になります。

それでいて、

いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる

ことが、幸福を得るために必要なことです。

過去にとらわれず未来に怯えず、「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てて、他者貢献のために生きることが重要なのです。

「嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」まとめ

本書は、人間関係に悩むすべての人が読むべき名著です。

難解なアドラー心理学の考えを、「哲人」と「青年」の会話形式の物語で学ぶことができます。

もし読んでいただけたなら、読了した瞬間から、人生に変化を起こせるようになるはずです。

必要なのは、あなたの勇気だけですよ。

続編「幸せになる勇気」の要約まとめ記事も用意しているので、こちらから読んでいただけると嬉しいです。

▶︎▶︎▶︎オーディオブックで聴く

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タスクシュート認定トレーナー/Points of Youコーチ
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