2020年に注目の美術展・芸術祭を知りたいときは、日経おとなのOFF 2020年 絶対に見逃せない美術展(日経トレンディ2020年1月号増刊)がオススメです。
見どころ・注目ポイントが丁寧に紹介されていますし、特別付録のハンドブックが便利過ぎます。
2020年のアート鑑賞の計画を立てるのに、非常に役に立ちます。
まだ入手していないアートファンの方は、早めにゲットすることをオススメします。
この記事では、
についてお伝えしていきますので、このまま読み進めてみてください。
「日経おとなのOFF」2020年 絶対に見逃せない美術展 をご紹介
本書は、2020年のアート鑑賞の計画を立てるのに、非常にオススメです。
中身を見ると、見どころ・注目ポイントについて、分かりやすく解説されています。
例えば、カラヴァッジョ展の「キリストの埋葬」では、
闇のなかで光を放つようなキリストの亡骸、天に掲げた女性の手から、キリストの手に至る対角線の構図、図面から飛び出してくるようなニコアデの腕や石棺の角など、ドラマチックな効果が随所に。
写実主義から古典主義へと変貌していく途中の作品として位置づけられている。
と解説されています。
加えて、見るべきポイントも図示されているので、本書を読んでから展示会へ足を運べば、よりアート鑑賞を楽しめるはずです。
また、計画を立てるのに本書をオススメする理由は、特別付録のハンドブックにもあります。
このハンドブックは、2020年に開催される100の美術展・芸術祭を網羅的に紹介してくれているものです。
開催時期と会場が一目でわかるカレンダーになっている箇所があるので、いくつもアート鑑賞をハシゴするときに検討しやすいです。
僕はこれをみて、「ヨコハマトリエンナーレ2020」と「STARS展」のために、遠征することを決めました。
厳選!2020年に注目の美術展・芸術祭
カラヴァッジョ展@あべのハルカス美術館(2019年12月26日〜2020年2月16日)、@国立新美術館(2020年10月21日〜11月30日)
2019年に名古屋市美術館でも開催されていた「カラヴァッジョ展」は、2020年には大阪・東京でも開催されます。
カラヴァッジョの異端さがヒシヒシと伝わって来る展示会です。
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展@国立西洋美術館(2020年3月3日〜6月14日)、@国立国際美術館(2020年7月7日〜10月18日)
世界を代表する美術館の作品が集まる展示会です。
ゴッホやフェルメール、レンブラントやモネなど、誰もが知っている画家たちを一度で堪能することができる展示会です。
コートールド美術館展@愛知県美術館(2020年1月3日〜3月15日)、神戸市立博物館(2020年3月28日〜6月21日)
名古屋で開催されたので、開催日当日に鑑賞してきました。
こちらも、ゴッホやルノワール、マネやゴーガンなど、名だたる画家たちの作品を味わえる展示会です。
まだ1月なのですが、「今年一番感動した展示会」と言えそうなくらい、満足度が高いものでした。
STARS展:現代美術のスターたち–日本から世界へ@森美術館(2020年4月23日〜9月6日)
草間彌生や李禹煥、村上隆、奈良美智など世界に影響を与えたアーティストが終結した展示会です。
森美術館らしく、かなり攻めたものになる気がしていて、名古屋から遠征することを決意しています。
ヨコハマトリエンナーレ2020@横浜美術館(2020年7月3日〜10月11日)
瀬戸内国際芸術祭やあいちトリエンナーレなどの芸術祭が大好きな僕としては、ヨコハマトリエンナーレも欠かせない芸術祭です。
過去に2度、鑑賞している芸術祭ですが、回数を重ねるごとにレベルアップしているのを感じたので、2020年も期待しています。
2020年は「日経おとなのOFF」が手放せない
2020年は、たくさんの魅力的な美術展・芸術祭が開催されます。
記事で紹介したものは、僕が鑑賞すると決めているものだけですが、「日経おとなのOFF」には、他にも100くらいの美術展・芸術祭の情報が掲載されています。
2020年のアート鑑賞の計画を練るときに、絶対に役立ちますので、アート好きな方は、早めにゲットすることをオススメします。
ちなみに、ハンドブックが便利過ぎるので、Kindle版ではない方をオススメしたいです。