【要約まとめ】不老長寿メソッド by 鈴木 祐さん〜死ぬまで若くいるための方法集〜
パレオな男こと鈴木 祐さん著「不老長寿メソッド」を読んだのでご紹介。
本書は、もっと健康になりたい人の必読書です。
著者が3000超のデータを参考に、いまできる最高の健康法をまとめてあります。
巷で聞くような一般的な話は排除されていて、「意外!!」と驚くことばかりが取り上げられています。
僕も早速実践して、1週間ほどで効果が出ているものもありますので、ぜひチェックしてみてください。
この記事では、不老長寿メソッドの要約をまとめてお伝えしていきますね。
理論編
世の中には、あらゆる健康法が溢れていますが、すべてに共通する原則があるとのこと。
この原則さえしっかりと守っていれば、いかがわしい情報にも惑わされることも減るはず。
その原則とは、この通りです。
フェーズ1 ▶︎ 苦痛 自分の心と体へ意図的にダメージを与える
フェーズ2 ▶︎ 回復 心身が受けたダメージを徹底的に癒す
フェーズ3 ▶︎ 往復 苦痛と回復のフェーズを繰り返す
わかりやすい例は、運動ですね。
たとえば1日15分の激しいエクササイズをするだけでも、心疾患の病気で死亡する確率を45%、全死亡率を30%も減らすほどの効果を得られます。
どうして運動すると健康になれるのかという結論は、現在の科学では明らかになっていないようなのですが、大昔から科学の世界で「痛みなくして得られるものはない」という見解がされてきたそう。
ちなみに、最近話題のサウナも、痛みを伴う行為なので、運動に近いくらいに死亡リスクを減らす効果もあったそうですよ。
苦痛を伴うことは避けたくなりがちですが、科学によって、健康のために痛みが必要だと、ほぼ結論付けされているようです。
これを聞いたらもう、逃げてばかりではいられませんよね。
実践編
本書では、「苦痛 ▶︎ 回復 ▶︎ 往復」の原則をベースとして、ものすんごく多くの実践方法が紹介されています。
中でも、僕が実践して、速攻で効果を感じていることは2つあります。
運動「HIIT-WB」
一つ目は、「HIIT-WB」というもの。
日本語訳すると、高強度インターバルトレーニングです。
「タバタ式トレーニング」と言ったら、イメージが湧く人もいるかもしれません。
具体的には、20秒全力で動いて、10秒休憩というのを、4分間繰り返すだけです。
運動内容は、バーピーやマウンテンクライマーなど、全身運動がオススメ。
ちなみに僕は、腕立てバーピージャンプで実践中。
実験では、この運動を週4回やっただけで、1日30分のランニングしているのと同じくらい心拍機能が改善し、筋肉はランニングよりも2倍も発達したとのこと。
これに加えて僕の体験では、日中の活力がめちゃくちゃ増して、疲れ知らずで活発に動き続けられるようになりました。
とにかく効果がありまくりなので、ものすんごくオススメの健康法です。
毒とファスティング「朝食だけ抜く」
本書では、「TRF」という「特定の時間に食事を限定する方法」が紹介されています。
実験では、6:30〜8:30のあいだに朝食をとり、6時間後までに夕食を終える。
その後、翌日の6:30〜8:30までになも食べないというもの。
これを実践した被験者は、インスリン感受性と血圧が大きく改善し、午後からの食欲も低下、身体の酸化ストレスも大きく減少したとのこと。
めちゃくちゃ大きなメリットがあるようなのですが、聞いた瞬間に、「昼過ぎまでに夕食を終えるなんて不可能だ!」と思いましたよね。
そこで別の方法で、朝食だけを抜くというものがあります。
やり方は、非常にシンプルです。
1.朝食を抜き、12時から普通に食事をする
2.20時までに夕食を終える
大事なのは、16〜18時間の空腹時間を作って、肝臓に蓄えられたエネルギーを使い切ること。
食べてはいけない時間には、水・お茶・ブラックコーヒー意外は、何も口にしないことがルールです。
これ、本書を読んで実践し始めたのですが、1週間くらいで効果を感じ始めました。
最初のうちは、空腹によるストレスが大きかったんです。
けど、日に日に身体が適応し始めた感じがあって、頭がスッキリしてきたような気がしています。
何より、ずっと下がらなかった体重が、グイッと下がったことが最大の効果。
今の僕は、朝食抜きを実践したことで、過去最高にスリムなボディになっています。
まとめ
本書には、栄養素や睡眠、美肌といったことまで、健康にまつわるあらゆる知見がまとめられています。
正直にいって、すべて実践することは難しい。
けどしかし、少しずつでも、何か一つでも、実践することで「死ぬまで若い」に近づけることは間違いありません。
何から始めたらいいか分からない人でも、丁寧にロードマップも紹介されているので安心です。
もっと健康になりたい人に、絶対にオススメの本ですよ。