この度、結婚することが決まったことに伴い、新居へ引越しをします。
いま僕は一人暮らしをしているのですが、そのときの引越しは、家族に手伝ってもらいました。
今回は、さすがに荷物が多すぎるし、自分たちでやることは無理だと思うので、引越し業者に頼みます。
なので、人生初めての引越し業者選びをしたわけです。
結果的に、3社から見積もりをもらって決めることになったのですが、決めるまでの過程が、きっと、みなさんの役に立つと思ったのでお伝えします。
特に、僕のように業者を使った引越しをしたことがない人にとっては、リアルな引越し業者を知ることができる記事かと思います。
参考にして、いい引越し業社を見つけてください。
一括見積もりは、職場の福利厚生がお得
引越し業社を決めるためには、複数社から見積もりをもらって、比較検討するのが一般的ですよね。
初めての引越し業者選びする僕も、まずは、ここからやるものだと思いました。
ただ、複数社から見積もりをもらうにしても、いろんなサイトで「一括見積もり」があるので、どこから依頼したらいいか分かりませんでした。
そうして悩んでいるときに見つけたのが、職場の福利厚生でした。
改めて、会社員で良かったと思いましたね。
というのも、福利厚生を使って引越しの見積もりを行うと、引越し料金が20〜30%も安くなるんです。
結婚のために、多くの支出がある僕にとっては、めちゃくちゃ嬉しいサービスです。
言うまでもなく、福利厚生から見積もりをお願いすることにしました。
ただ、このときの見積もりの条件として、「メールで見積もりの日程調整ができる業者であること」にしました。
なぜなら、10社近くの業者に見積もり依頼して、すべての業者から電話がかかってきたら嫌じゃないですか。
普段は仕事しているので電話に出にくいですし、どこの業者と話したかなんて、覚えておくのも大変です。
そして結果的には、3社からお返事をいただき、自宅に来て見積もりを出していただけることになりました。
これは業者を決めてから思ったのですが、3社だけの見積もりにしておいて良かったです。
これ以上、複数の業者で戦わせたとしても、安かろう悪かろうになることが想像できるからです。
そしてまた、見積もりに来ていただく業者を、すべて同日にしたこともよかったです。
「今日、複数の業者に来てもらって、今日、業者を決めようと思っています」と言えたことで、値下げ交渉を長引かせることなく行えたからです。
僕のような面倒くさがり屋さんは、真似してみてくださいね。
見積もりの印象(3社)
1社目:安すぎる見積もりに驚き
朝一番に来ていただいた最初の業者さんの第一印象は、めちゃくちゃよかったです。
ピシッとしたスーツを着た営業マンさんで、安心感を覚えました。
僕が、初めての業者を使った引越しということもあって、いろんな質問をしたのですが、どの質問に対しても、丁寧に答えていただき好印象です。
そして、ひととおり家財などを見ていただいた後に、見積もりを提示していただいたのですが、びっくりするほど安い金額だったのです。
なんと、35,000円です。
それでいて、「もし他の業者さんが、これよりも安くしてきたら、30,000円まで頑張ります」とのこと。
正直、50,000円くらいだったらいいなと思っていた僕は、驚きが隠せませんでした。
なので、「この金額って、利益出てるんですか?本当に大丈夫なんですか?」と聞いてしまったほど。
このときの僕はまだ、営業マンさんがすごく好印象だったし、想定より安い見積もりだったので、この業者に決めるつもりでいました。
2社目:初めから諦めててやる気なし
お昼前に来ていただいた業者さんの第一印象は、最悪でした。
身なりがだらしないし、挨拶もできないし、聞いたことにも答えてくれないし。
そして、「前に来てもらった業者は、30,000円でした」と伝えた途端、明らかにやる気をなくした雰囲気を出されました。
この時点で、絶対に、この業者には依頼したくないと思いましたね。
提示していただいた見積もり金額も60,000円と、1社目と2倍も違うものでした。
そして、こちらに営業をかけてくることもなく、足早に立ち去っていきました。
きっと、営業マンさんによることは分かるのですが、もう2度と、この業者に見積もり依頼しないと思います。
僕の中では、最初から最後まで、最悪な業者さんでした。
(見積もり途中で、「金額がいくらでもあなたには頼まない」と言いたくなっていたことは、ここだけの話)
3社目:想定通りの見積もりと誠実な対応
3社目の業者さんは、夜の遅い時間に来ていただく予定でした。
ただ、1社目の価格が30,000円と、めちゃくちゃ安かったので、ここに決めるつもりでいました。
なので、わざわざお越しいただくことが申し訳ないので、
「1社目で30,000円だったんですけど、御社はこれ以上、安くなる可能性はありますか?」
と、半分以上、来ていただくことを断るつもりで電話しました。
しかし、返ってきた答えが、まさかの「一度、訪問させてください」とのこと。
よほどの自信があるのかなと、とても驚きの返答でした。
そして実際に来ていただいた営業マンさんは、1社目の業者さんと同じく、めちゃくちゃ好印象でした。
背筋がピッと伸びていてスーツが決まっている感じ。
質問や疑問点にも、しっかり答えてくれました。
特に、「1社目で30,000円だったんですけど・・・」と伝えたときに、「その金額は、おかしい!!」とハッキリ言っていただけたことがよかったです。
おそらくその業者は、アルバイトを使って人件費を安くしようとしていること。
その場合には、大切な家具家電が、損傷する危険が高い。
また、当日になって、追加で費用請求される可能性がある。
などと、引越し業界の、ブラックな部分について、丁寧に教えてもらえました。
そして、3社目の業者さんが出した見積もりは、58,000円でした。
正直、すごく丁寧に対応していただけたし、金額も妥当だと思うので、3社目の業者に頼むことにしたかった。
けど、58,000円は、想定よりも少し高い。
なので、いったん、この場を引き取っていただいて、冷静になって考えることにしました。
引越し業社の決め手
3社の見積もりを終えて、僕は、考えました。
金額を取るのか(1社目)、安心を取るのか(3社目)、またどこかに見積もりを依頼するか、です。
ここで、パートナーから、とても大事な一言がありました。
「いくらだったら、業者を決めるの?」と。
この言葉を聞いて、最初、50,000円を想定していたことを思い出しました。
なので、「50,000円なら決めようかな」と回答。
ちょうどそのときでした、3社目の営業マンさんから、「どうすることにしましたか?」と入電。
僕は正直に、「御社に決めたいんだけど、金額が想定より高い」と伝えました。
そうしたらなんと、「では、50,000円だったらどうしますか?」とのご提案。
いうまでもなく、僕は、「その金額なら決めます」と答えました。
その後、営業マンさんは、上司と掛け合ってくると言ったのち、50,000円で引越しを行っていただけることになりました。
まとめ
ここまでが、初めての引越し業社選びのリアルです。
結果的には、最初の想定通りになりましたが、この1日で、いろんなドラマがありました。
やりとりを終えて思うのは、最終的な決め手は、「人」だったということ。
たぶん、3社目の営業マンさんに、少しでも頼りなさを感じていたら、1社目にしていたと思います。
今回は特に、結婚に伴う引越しだったので、とにかく費用は抑えたかったんです。
それでも、3社目に決めたのは、しっかりと対応していただけたからです。
あとは、実際に引越しをしてみないと分からないですが、きっと、無事に引越しができるだろうと安心している自分がいます。
この一連の出来事が、あなたの参考になったら嬉しいです。
また、引越しをしてみた感想を記事にするつもりなので、2月中旬ごろに、このブログを覗きにきてくださいね。